ソニーは、HDDビデオレコーダーシリーズ「チャンネルサーバー」の新モデル「CSV-S57」を11月1日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万円前後の見込み。 従来モデル「CSV-S55」からの変更点は、ボディカラーがホワイトとなったほか、自動録画機能「おまかせ・まる録」設定で、「スポーツ」、「ドラマ」など、従来より用意されていた5つのジャンルに加え、新たに「洋画ドラマ」、「時代劇」、「野球」、「サッカー」などより詳細な36のサブジャンルが追加された。ジャンル/サブジャンルと、24個のキーワード、4つの時間帯を組み合わせたおまかせ・まる録設定を行なうことで、番組表から条件に基づいた番組の検索を行ない自動的に録画が可能となる。 MPEG-2録画は、VBR(Variable Bit Rate)となり、録画モードは「SP」、「LP」、「EP」の3モードが用意される。ビットレート/最大録画時間はSPが約6Mbps/25時間、LPが約3.7Mbps/40時間、EPが約2.8Mbps/55時間。電子番組表(EPG)は、ジェムスターが開発したGガイドシステムを採用している。 放送中の番組を一時停止し、解除後は停止していた場面から続けて視聴する事ができる「TVポーズ機能」や、リモコンのフラッシュキー(マイナス)を押すことで、15秒さかのぼることができる「フラッシュ機能」を備えている。追いかけ再生にも対応する。 また内蔵の56kbpsモデムを利用して、チャンネルサーバーユーザー専用のホームページ「カモン!マイキャスター」で提供される、予約録画サービス「@(アット)録画予約」サービスや、「おまかせ・まる録用キーワード更新」サービスが利用できる。 「@録画予約」は月額300円(通話料金込み)で、外出先の携帯電話(iモード、J-SKY、EZweb対応)や、パソコンから録画予約が可能になる。「おまかせ・まる録用キーワード更新」サービスは無料で、録画希望番組検索用のキーワードの一部を、外部ネットワーク経由で1カ月に1回更新する。 入力端子は、コンポジット2系統、S映像2系統、アナログ(L/R)音声2系統で、出力端子は、コンポジット2系統、S映像1系統、アナログ(L/R)音声2系統。消費電力は27W。本体サイズは430×326×77mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.5kg。 なお、80GB HDDの増設サービスも11月1日に開始される。料金は39,800円。 □ソニーのホームページ (2002年9月30日) [Reported by usuda@impress.co.jp] | I |
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