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松下電工株式会社は、DVDビデオやゲーム機などの低音を振動で伝えるAVチェア「フィールビート」を11月1日に発売する。チェアタイプの「EP4200」と、シートタイプの「EP4000」をラインナップし、価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は「EP4200」が10万円前後、「EP4000」が5万円前後の見込み。 体に映画や音楽の低音をダイレクトに伝えるため、アクーヴ・ラボの協力で開発した「ビートエンジン」(振動装置)を腰部に搭載。通常のスピーカーでは再生が難しい20Hz付近の低音を振動に変換することで、より迫力と臨場感を体感できるという。
■ EP4200
チェアタイプの体感振動マシン。サブウーファ入力端子を装備し、20~60Hzの低音域のみ反応する「パワーシネマモード」、20~150Hzの低音域を振動に変える「パワーライブモード」、振動の強さを「パワーライブモード」の2倍の細かさに調節可能な「リラックス音楽モード」の計3種類の振動モードを装備する。 振動拡散フレームを採用し、発生した振動を腰部から膝下部周辺へ伝達することで、身体が振動に包み込まれるような感覚が味わえるという。なお、フレームと椅子本体の接続部は振動を吸収する設計となっており、椅子本体は震えにくいとしている。 さらに、頭部の両サイドに6cm口径のフルレンジスピーカーを搭載。サラウンド機能も備え、小さい音量でも迫力のある再生が可能という。また、ビートエンジンによる振動を利用し、マッサージ感を作り出す「くつろぎコース」も搭載。「ウェーブコース」、「リズムコース」、「パルスコース」の3種類のコースを用意する。 音声入力端子は、アナログを1系統、サブウーファ端子を1系統装備。頭部スピーカーのインピーダンスは8Ωで、アンプ部の最大出力は3W×2ch。ビートエンジンの最大出力は10Wで、インピーダンスは8Ω。外形寸法は680×920×950mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約23kg。消費電力は25W。張地は合成皮革。
■ EP4000
ソファなどに敷いて使用する体感振動マシン。シート本体に加え、アンプボックスが付属する。なお、シート単体では自立しない。 EP4200との違いは、振動モードが「パワーライブモード」のみ使用できること。また、「くつろぎコース」も「パルスコース」のみとなっている。 頭部スピーカーは6cm口径のフルレンジで、インピーダンスは8Ω。アンプ部の最大出力は2W×2ch。音声入力端子は、アナログ1系統のみで、サブウーファ端子は装備しない。
ビートエンジンの最大出力は10Wで、インピーダンスは8Ω。シートの外形寸法は600×1,260×150mm(幅×全長×厚み)で、重量は約4kg。アンプボックスの外形寸法は200×250×80mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.5kg。消費電力は20W。張地はドットエンボス調のニット地。
□松下電工のホームページ
(2002年10月11日) [yamaza-k@impress.co.jp]
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