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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ティアック株式会社は、英タンノイの新開発の同軸2ウェイユニットを搭載したスピーカー「Yorkminster/HE(ヨークミンスター)」と「Kensington/HE(ケンジントン)」を11月下旬に発売する。価格は「Yorkminster/HE」が85万円(1台)、「Kensington/HE」が65万円(1台)。「2002東京インターナショナルオーディオショウ」に出品していた製品で、発売日が11月下旬に決定した。 両機種ともユニットのマグネットに、従来のアルニコマグネットの3倍の磁気エネルギーを持つ「ALCOMAX-III」を採用。駆動力が向上したことにより、忠実で応答性の高い動作を実現したという。
コーン紙はクルトミューラー製のガードアコーステックコーンを使用。ツインロール・ハードエッジ・サラウンドと共に分割振動を抑え、トランジェント特性やパワーハンドリング特性が向上しているという。同軸2ウェイユニットのサイズは、Yorkminsterが12インチ、Kensingtonが10インチのものを搭載する。 上位機種の「Canterbury(カンタベリー)」と同様に、ツイータは真鍮削り出し加工に金メッキ処理を施し、ウーファと繋がりの良い音色を実現したという。エンクロージャは、樺材をベースに、マホガニーの無垢材と突き板で仕上げたもの。外観は「プレステージシリーズ」と共通する、モダンクラッシックなデザインを採用した。 ネットワークはプリント基板を使用せず、各部品間を直結することで伝送ロスを低減。大容量のコイルとコンデンサを採用し、配線には高性能の銀メッキ線材(SCS)を使用している。また、「ロール・オフ」と「エナジー」の2種類のレベルコントロール機能を搭載。「ロール・オフ」は、5kHz以上の周波数を+2dBから-6dBの範囲で5段階に調節でき、「エナジー」は、クロスオーバー周波数から22kHzまでツイータのレベルを+3dBから-3dBの範囲で5段階に増減可能。 WBT製のバイワイヤリング対応スピーカー端子を採用。セッティングを容易にするため、スピーカー端子とアース端子を円形状に配置した、タンノイ独自の設計となっている。
□ティアックのホームページ
(2002年10月28日) [yamaza-k@impress.co.jp]
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