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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社アイ・オー・データ機器は、BSデジタルハイビジョンなどのデジタル放送をi.LINK経由でストリーム記録するHDDユニット「Rec-POT S」2モデルを、11月末より順次発売する。
HDD容量120GBの「HVR-HD120S」が11月末より、240GBの「HVR-HD240S」が12月下旬より発売され、価格はともにオープンプライス。店頭予想価格は「HD120S」が7万円半ば、「HD240S」が12万円台後半の見込み。 Rec-POT Sは、デジタル放送をそのまま録画するi.LINK接続のHDDユニット。筐体は、従来モデルの「Rec-POT(HVR-HD80)」から一新され、外形寸法は180×180×60mm(幅×奥行き×高さ)と、従来モデルの116×186×77mm(同)と比べて奥行きが短く、背が低く、幅が大きくなっている。スタックも可能で、重量は約1.6kg。筐体は総アルミパネル仕上げとなっている。
HDDは、松下電器製の「AVHDD」を採用し、DTCP(Digital Transmission Content Protection)にも対応する。HDDの大容量化により、「HD240S」で最長21時間のHD放送記録が可能となった。また、新たに、本体前面に大量のLEDインジケータを搭載し、HDDの残量、録画状態、i.LINKのステータスが確認できる。インターフェイスはi.LINK×2。BSデジタルに加え、110度CSにも対応する。
操作モードは、従来モデル同様に、「D-VHS互換モード」と、ソニー製チューナ対応の「DISCモード」をサポート。最大の特徴はBSデジタルのデータ放送で使われている、BML(Broadcast Markup Laguage)を使用することでOSDを実現したこと。 従来のモデルでは、ソニーのチューナと接続してDISCモードで使用する時のみ、OSDを使った操作が可能だった。Rec-POT Sでは、BMLを使うことでD-VHS互換モードにおいても、録画番組リストなどの表示を実現した。 さらに、従来のRec-POTでは番組の録画や再生といった操作の全てを、BSデジタルチューナ側でコントロールすることになっていたが、「Rec-POT S」にはリモコンが付属。再生や早送り/巻き戻しといった操作を、Rec-POT Sから直接できるようになっている。 D-VHS互換モードでは、番組の再生やディスク残量を表示する「タイトルナビ」、D-VHSダビングやマーク順に再生する際に利用する「プログラムナビ」、録画時のオートロック設定などを行なう「設定変更」の3つのGUIが用意され、付属リモコンのみで本体の操作が行なえる。なお、D-VHS互換モードでは、DISCモードのように1タイトルずつ任意に削除といったことはできない。 そのほかにも、新たに4段階のディマー機能を搭載し、従来12倍速で固定だったサーチ速度が、3/6/12/24の4種類から選択できるようになった。
□アイ・オー・データのホームページ (2002年11月7日) [usuda@impress.co.jp]
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