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アキュフェーズ株式会社は、音場の自動補正が可能なグラフィックイコライザ「DG-38」を12月中旬に発売する。価格は65万円。 リスニングルームの自動測定、自動補正が特徴だった「DG-28」の後継機。同社では、測定器付きのグラフィックイコライザを「ヴォイシングイコライザ」と呼んでいる。DSPにはAnalog DevicesのSHARCを4個搭載する。 主な機能は、音場補正、イコライザなど。音場補正は、内蔵したワーブルトーン発生器の音声をマイクでピックアップして計測。人間の話し声や騒音などの雑音を自動的に排除するため、精度の高い測定が可能だという。 イコライザの設定は、液晶ディスプレイにスタイラスペンで任意のカーブを描くことで行なう。イコライザ用のフィルタは、1/6オクターブ、74バンドIIR+FIRのハイブリッド型を採用。ユーザーパターンを20個まで登録する機能も搭載する。また、調整機能とは独立したスペクトルアナライザも備えている。 3系統のデジタル入力とデジタル出力(どちらもHS-Link、同軸、光)を装備。CDトランスポートなどから直接デジタル入力し、DG-38を経由してDACに出力する機能も搭載する。 DC-330、DP-100/DC-101、DP-85、DP-77についてはHS-Linkでの制御が可能。また、HS-Linkを使用すれば、192kHz/24bitまでのすべてのサンプリング周波数に対応できる。さらに、DG-38→DC-330→DF-35もHS-Linkで接続でき、デジタル伝送によるマルチアンプシステムを構築可能。 また、同社の提供する各種オプションボードにより、入出力を増設できる。4スロットを搭載し、標準装備では対応できないアナログライン入力ボード「AI2-U1」、アナログライン出力「AO2-U1」などを増設できる。 外形寸法は475×395×150mm(幅×奥行き×高さ)、重量は12.3kg。測定用として、バック・エレクトレット・コンデンサー型のマイクが付属する。
□アキュフェーズのホームページ (2002年12月13日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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