Apple、低価格ビデオ編集ソフト「Final Cut Express」 －日本語版は2月中旬発売、34,800円

Final Cut Expressのパッケージ。 ※写真は英語版

2月中旬発売予定 標準価格：34,800円

　米Apple Computerは7日(現地時間)、ビデオ編集ソフトの新製品「Final Cut Express」を発表した。日本語版の発売は2月中旬を予定しており、価格は34,800円。対応OSは、Mac OS X 10.2。

Final Cut Expressのインターフェイス。Final Cut Proと似た操作性になるという。 ※写真は英語版

　Final Cut Expressは、小規模制作スタジオ、教育現場、ホビーユースに向けたビデオ編集ソフト。「Final Cut Pro」の下位に位置付けられ、Final Cut Proと良く似たインターフェイスと作業手順を採用している。

　プロ用であるFinal Cut Proがフィルム、HD、SD、DV、アナログビデオといった多種類のフォーマットをサポートしているのに対し、Final Cut ExpressはDVに特化。MiniDV、DVCAM、DVCPROに対応する。キャプチャ後はトランジション・フィルタの付加、合成、タイトル作成、オーディオ編集などが可能。レイヤー付きPhotoshopファイルもサポートし、iDVDやDVD Studio Proとも連携する。

　同社CEOのSteve Jobsは「Final Cut Expressは、ホビーユースのビデオ編集ソフト市場の拡大にあわせたもの。プロではないが、高度なビデオ編集に興味のある層をターゲットにしている」と説明している。

□アップルコンピュータのホームページ
http://www.apple.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.apple.co.jp/news/2003/jan/08finalcut.html
□製品情報
http://www.apple.co.jp/finalcutexpress/index.html
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(2003年1月8日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

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