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ビクター、HD記録ソフト「D-Theater」対応のD-VHSレコーダ
-最大40時間記録のLS5モードも搭載


3月上旬発売

標準価格:オープンプライス

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 日本ビクター株式会社は、国内版D-Theaterソフトの再生に対応したD-VHSレコーダ「HM-DHX1」を3月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11万円前後と見られる。

 HM-DHX1は、「HD MPEG-2デコーダー」、「AAC/PCM対応光デジタル出力端子」を備えたD-VHSレコーダ。現行のフラッグシップモデル「HM-DH35000」の後継機ではなく、同社では「ホームシアター需要をにらんだ新ラインナップ」と位置づけている。

 録画モードはHS(28.2Mbps)、STD(14.1Mbps)、LS3(4.7Mbps)、LS5(2.8Mbps)。新搭載のLS5モードは、最長40時間のSD録画が可能。1,300タイトルのナビゲーション機能と併用することで「D-VHSテープをリムーバブルディスク的に利用できる」という。

フロントドアを開いたところ。i.LINKはすべて背面に配置されている 別の発表会で見かけた実機には、D-Theaterのロゴが入っていた

 また、ゴーストリダクションチューナ、3次元Y/C分離、入力TBC、フレームシンクロナイザ、モーションアクティブノイズリダクションなどを搭載した「Super MPEG2 Encode Pre-Processer」を採用。「高圧縮記録時でも高画質を実現する」としている。なお、VHS/S-VHSモードでも3次元Y/C分離とTBCが作動するほか、VHSのHGテープにS-VHS画質で録画できる「S-VHS ET」も使用できる。

 i.LINK端子は2系統(MPEG-2 TS入出力/DV入力兼用)を装備。そのほかの映像入力は、S映像/コンポジットを各3、映像出力はコンポーネント、D4を各1系統備える。「D1/D3/D4映像端子対応GUI画面表示」も利用可能。さらに、ホームシアター機器を集中コントロールするための「JLIP端子」も搭載している。外形寸法および重量は435×383×94mm(幅×奥行き×高さ)、約5.8kg。

 なおHM-DHX1は、HD映像を28.2Mbpsで収録したパッケージソフト「D-Theater」の再生に国内で初めて対応している。D-Theaterは、2002年夏に米国で販売開始されたが、国内での投入時期は未定。なお、D-Theaterにもリージョンコードがあり、HM-DHX1では「Region 2」、または「All Region」の表示があるソフトだけ再生できる。現在北米で流通しているのはReigion 1。

□ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp
□ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/press/2003/hm-dhx1.html
□製品情報
http://www.jvc-victor.co.jp/video/dvhs/hm-dhx1/
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(2003年1月21日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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