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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ソニーは、SACD/DVDプレーヤーの最上位モデル「DVP-NS999ES」を2月10日より発売する。価格は140,000円。 108MHz/14bitのビデオDAコンバータを搭載したSACD/ビデオプレーヤー。DVD-R/-RW(ビデオ/VRモード)や、DVD+R/RW、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW、MP3 CDなどの再生に対応している。また、PAL出力にも対応する(D2端子からの出力は不可)。 108MHz/14bit DAコンバータは、ハイビットサンプリングに加えAnalog Devicesの「Noise Shaped Video」技術により、AD変換時のノイズを低減し、高解像度を実現したという。また、ソニー独自の「バイ・ピクセル・アクティブIP変換」技術により、DVDに記録されている映像がフィルム素材かビデオ素材かを画素単位で高速検出し、それぞれのソースに適したプログレッシブ信号に変換する。 そのほかにも、クロマアップサンプリング機能や、ビデオイコライザーやカンマ補正機能、映像と音声の時間ずれを1/100秒単位で補正できる「AVアラインメント機能」なども備えている。 オーディオ部は、独立オーディオ基板を採用し、ビデオ系やサーボ制御系からのノイズを排除した。オーディオ回路とビデオ回路は、銅製シルバープレートで分離して、ノイズを遮断。また、フレームビームシャーシの採用などにより、筐体の剛性を高め、振動の影響を受けにくい設計としたという。 オーディオDACは、192kHz/24bitのDSD対応のもので、2ch用と、5.1ch用で2つのオーディオDACを搭載する。ドライブは、ディスクトレーが固定式のベースユニットに向かって移動する方式を採用し、外部/内部で発生する振動の影響を最小限に抑えた。さらに、ディスクの反りに対応できる「プレシジョン・ドライブ2」の採用などにより、高い読み出し性能を実現したとしている。 また、DVD用とは別に、SACD用のスピーカー設定機能を装備。使用するスピーカーのサイズや、視聴位置に対する5cm刻みの距離設定が行なえるようになった。 出力端子は、ビデオ系がコンポーネント1系統(ワイドピッチ)、D2端子1系統、S映像2系統、コンポジット2系統。音声系は、光デジタル1系統、同軸デジタル1系統、アナログ音声2系統、5.1chアナログ1系統を装備する。 消費電力は20W(待機0.3W)。外形寸法は430×349×113mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.4kg。スクロールキー付きのバックライト搭載液晶リモコンが付属する。 □ソニーのホームページ (2003年1月23日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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