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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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松下電器産業株式会社は、HDD内蔵のDVD-RAM/Rレコーダ2製品を3月1日より順次発売する。120GB HDD搭載の最上位モデル「DMR-E90H」が3月1日から、80GB HDD搭載の「DMR-E80H」が4月1日より発売され、店頭予想価格は「E90H」が15万5,000円前後、「E80H」が9万5,000円前後の見込み。
DMR-E90Hは、現行機種「DMR-HS2」のHDDを大容量化、「DMR-E80H」は、DVDオーディオ対応などの特徴を持ったレコーダとなっており、それぞれの仕様の多くは共通となっている。記録メディアはHDDとDVD-RAM、DVD-R。録画モードは、XP/SP/LP/EPの4モードが用意されるほか、ディスクの空き容量に合わせて、XP~EPの間の記録レートを自動設定し、最適のレートで記録できる「ぴったり録画(FRモード録画)」も選択可能。 両モデルともHDDを内蔵し、E90Hで最長160時間(EPモード)、E80Hで最長106時間(同)の録画が行なえる。HDDからDVD-RAMへの12倍速ダビングが行なえるほか、E80HはDVD-Rへのダビング(再エンコードなし)にも対応する。音声記録方式はドルビーデジタルで、XPモード時にはリニアPCMでの録音も可能。
HDDのほかDVD-RAMでも録画中の番組を最初から再生できる「追っかけ再生」に対応しているほか、録画中に同じディスクに収録した別の番組で再生できる「同時録画再生」、録画しながら見たいシーンを2画面で見られる「タイムワープ」などに対応する。また、DVDメディアに録画時で、記録容量が足りない場合に、HDDに残りの時間録画を行なう「リリーフ録画」もサポートしている。 54MHzビデオDACを搭載し、プログレッシブ出力に対応。高画質化回路は、デジタル3次元Y/C分離、デジタル3次元ノイズリダクション、外部入力時に機能するTBC(タイムベースコレクター)などを装備。なお、地上波EPGやゴーストリダクションは搭載していない。 DMR-E90Hのみの特徴は、PCカードスロットとi.LINK端子、コンポーネント出力端子(RCA)、BSアナログチューナを搭載していること。 PCカードスロットを利用して、デジタルカメラの撮影データなど、JPEG画像のバックアップや再生が行なえる。対応解像度は320×240~6,144×4,096ドット。 また、新たに追加された「DV入力自動録画」機能により、i.LINK端子に接続したDVカメラから自動的にダビングが開始される。さらに、DVの撮影データからシーンの切れ目を検出し、プレイリストを自動作成。各シーンの先頭がサムネイルで一覧表示され、シーンの頭出しや入れ替えといった編集が簡単にできるようになった。なお、DV入力自動録画が利用できるのはDVD-RAM/HDDへのダビング時のみで、DVD-Rでは利用できない。
DMR-E80Hのみの特徴は、DVDオーディオ(2ch)対応と、1.3倍速早見再生に対応したこと。1.3倍速早見再生は、録画した番組を音声付の映像で1.3倍速で再生できる機能。録画しながらの追っかけ再生時などでも早見再生が行なえる(XPモード/FRモード録画時は不可能)。なお、早見再生が可能なのは、DVD-RAM/HDD再生時のみで、DVD-R/DVDビデオ再生時は利用できない。
□松下電器産業のホームページ (2003年2月5日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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