ソニー、記録型DVD/CD用2波長レーザーダイオードを開発 －9.5mm厚のドライブが設計可能に

SLD6461 VL、SLD6461 VLT

2月5日発表

　ソニーは、CDとDVDの記録再生に対応する2波長レーザーダイオードの商品化を発表した。CD出力215mW/DVD出力100mWの「SLD6461VL」と「SLD6461VLT」、CD出力7mW/DVD出力100mWの「SLD6361VL」の3製品で、型番末尾VLが5.6mm径パッケージ、VLTが新開発の3mm厚パッケージ。

　サンプル出荷時期は、SLD6461VLが5月、SLD6461VLTとSLD6361VLが9月を予定。サンプル価格は、SLD6461VLが3,000円、SLD6461VLTが3,500円、SLD6361VLが2,000円。

　レーザー素子を同一基板上に高精度に並べて実装するハイブリッド実装技術により、CD用780nm帯とDVD用650nm帯レーザーの同一パッケージ化に成功した。これにより、光学ピックアップの小型化が可能になるという。また、型番末尾VLTの製品は厚さ3mmと薄型なため、HDDと同じ9.5mm厚の光ディスクドライブの設計が可能になる。

　CD側215mW、DVD側100mWとどちらも高出力なSLD6461は、CDとDVDの記録再生を兼ね備えた光ディスクドライブ向け。また、CD側7mW、DVD側100mWのSLD6361は、CD再生機能付きDVDレコーダ向けとしている。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200302/03-007/
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020919/sony.htm

(2003年2月6日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

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