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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ノバック株式会社は、ソフトウェアMPEGエンコーダ「CINEMA CRAFT ENCODER Basic」(CCE Basic、型番NS-CC267)を3月7日に発売する。価格は、パッケージ版が9,800円、ダウンロード販売版が5,800円。OSは、Windows 98/98 SE/Me/NT 4.0/2000/XPに対応する。 CCE Basicは、ソフトウェアMPEGエンコーダ「CINEMA CRAFT ENCODER(CCE)」シリーズのカスタム・テクノロジー株式会社が開発した製品。販売は今回同社と業務提携したノバックが担当する。ノバックはパッケージ、ダウンロード販売のほか、OEM営業についても展開。テレビチューナ、ビデオキャプチャ製品などと組み合わせた提案を行なう。
エンコードは、1パスまたは2パスのCBRか、2パスVBRを選択可能。従来のエントリーソフト「CINEMA CRAFT ENCODER Lite(CCE-Lite)」がCBRのみサポートするのに対し、CCE BasicではVBRでのエンコードが可能になっている。I/Pフレーム、Iフレーム、GOPなどもCCE-Liteと異なり、1フレームからの間隔設定が可能。このため、仕様面では「CCE-SP」(198,000円)に近く、CCE-Liteの19,800円(オンライン販売)と比べても廉価なので、実質的な値下げともいえる。 また、CCEシリーズの特徴の1つ「プリエンコード」を継承し、エンコード時には「自動シーンチェンジ検出」で検出したシーンの先頭をプリエンコードしてから、実際のエンコードを行なう。これにより、歪みとビットレートの正確な関係が得られるため、安定したストリームを出力できるという。 Pentium III/4のMMXやSIMD拡張命令(SSE)に対応するほか、AthlonのMMX、エンハンスト3D Now!もサポート。ノバックでは、Pentium 4 2.4GHz、メモリ512MBの環境で3分間のDV-AVIをエンコードした場合、1パスCBRなら2分6秒で完了するとしている 入出力ファイルの最大フレームサイズは720×576ドットで、垂直と水平解像度を入力ファイルの1/2にするモードも備える。フレームレートは、23.98/24/25/29.97/30fpsから選択可能。逆3-2プルダウン機能や、簡易画質設定モードも搭載している。 なお、パッケージにはPremiere 6.0~6.5、6.0 LE用のプラグインも同梱。PremiereからMPEG出力が可能になる。また、フレームサーバーの読み込みにも対応している。
あわせて、CCE Basicの体験版も公開された。ダウンロードファイルは1.9MBで、使用期間が30日間に制限されている。また、3分以上のファイルを作成できないほか、画面の右下に「CINEMA CRAFT ENCODER」のロゴが自動的に入る。
□ノバックのホームページ (2003年2月14日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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