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総務省、アナログ周波数変更対策の告知イベントを多摩市で開催


2月15、16日開催

連絡先:東京神奈川地域受信対策センター
      Tel.0120-401350
      Tel.044-829-2713(携帯電話、PHS用)


 総務省関東総合通信局は15日と16日、東京都多摩市の多摩センター 三越店内において、地上デジタルテレビ放送とアナログ周波数変更対策に関する周知イベントを行なった。

 同イベントは、7日に行なわれた八王子駅でのオープニングセレモニーに続くもので、八王子中継局、または多摩中継局の利用地域を対象にしたもの。八王子中継局は今春頃より、多摩中継局は今秋頃より順次切り替えが進む予定。

 会場では、地上デジタル放送開始までのスケジュール、周波数変更の手順、デジタル放送の利点などがパネルで展示された。また、解説リーフレットの配布、専門の相談員が待機、同イベントにアレンジしたみずの家南玉氏による南京玉簾のパフォーマンスも実施するなど、周辺住民への周知に努めた。

 変更対象の世帯の場合、現行放送の受信には、チャンネル設定やアンテナ方向の変更、アンテナの交換作業などが必要になる。こうした告知イベントが多摩市では初めてだったためもあり、会場では「集合住宅ではどうなるのか」、「衛星放送はそのままで見られるか」など、周辺におよぶ質問も聞かれた。

 同地域での周波数変更までの流れは次の通り。まず、対象地域を調査員が回り、各世帯のアンテナなどの受信状況を目視で判断、その後対象となる家庭に申請書を郵送。各世帯が申請書に記入後、返送すると、必要世帯での工事が始まる。今回対象の地域では、1日あたり30名ほどの調査員がすでに調査を開始しているという。

 なお、チャンネル設定やアンテナ工事などの費用は国がまかない、対象世帯への負担は一切ない。ただし、店舗や会社、工場、ホテルなどの一般の事業所は、自費で行なう必要がある。イベントでは「申請書の返送がないのに調査員や工事人を名乗る者が訪れた場合、悪徳商法の疑いがある」とし、住民に注意を促していた。

 今後は、JR国分寺駅(2月21、22日)、新百合ヶ丘エルミロード(2月28日、3月1日)、JR立川駅(3月7、8日)、小田急線相模大野駅(3月14、15日)、JR横浜駅(3月20、21日)、JR町田駅(3月28、29日)でも同様のイベントが開催される。また2月22日から3月2日にかけて東京ドームで開催される「世界らん展日本大賞2003」でも告知ブースを設置する。

ブース入り口には「総務省からの重要なお知らせ」という立て看板を配置 配布されたリーフレットには、チャンネル設定などの具体的な対策法が示されていた 地上デジタルテレビのスケジュールとメリット。パネルだけでなく、ビデオによるアピールも常時行なった
チャンネル再設定などが必要なのは、UHFアンテナを八王子中継局、または多摩中継局に向けている世帯 みす乃家南玉師匠による南京玉簾のパフォーマンス。写真は東京タワーだ 独楽芸も披露。独楽の上で回るのは「新しい周波数」の文字

□総務省のホームページ
http://www.soumu.go.jp/
□総務省関東総合通信局のホームページ
http://www.kanto-bt.go.jp/
□ニュースリリース
http://www.kanto-bt.go.jp/press/p14/1502/p150203.html
□地上デジタルテレビ放送告知ホームページ
http://www.kanto-bt.go.jp/faq/digital/
□関連記事
【1月30日】地上デジタル放送開始に向け、アナアナ変更が2月9日より開始
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030130/soumu.htm

(2003年2月18日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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