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株式会社アイ・オー・データ機器は、GRTや3次元Y/C分離を搭載したTVチューナ内蔵アップスキャンコンバータ「TVBOX2」を3月上旬に発売する。価格は27,800円。
同社では、「液晶ディスプレイにテレビ放送を美しく表示するために開発した」としており、映像を一時停止する「メモ機能」なども装備している。
搭載するビデオデコーダはTrident製。I/P変換に加え、3次元Y/C分離、3Dノイズリダクション、スケーラも統合したLSIで、3次元Y/C分離と3Dノイズリダクションの同時使用も可能となっている。 I/P変換は、現在のフレームから過去4フレームを参照する動き検出に対応。動き検出を抑え動画表示を重視する「スタンダード」、動き検出をしない「ゲーム」、動き検出を行ない静止画表示のチラツキを抑える「ピクチャー」の3つの表示モードから選択できる。
ゴーストリデューサはNEC製。チューナは松下製を採用し、ステレオ/音声多重に対応する。音声はライン(RCA)とヘッドフォン端子から出力されるほか、モノラルスピーカーも本体に内蔵している。
出力解像度は640×480ドット(VGA)、720×480ドット、1,024×768ドット(XGA)の3種類を用意。ただし、720×480ドット出力はCRTディスプレイ用で、液晶ディスプレイでは正しく表示されないことがある。 なお、I/P変換で生成される画像は720×480ドットとなっており、そこからVGAやXGAの映像が作られる。そのため、VGAとXGAでは「影響のない範囲」(同社)で元の映像の左右を削って出力される。 OSDは、日本語表示となっており、明るさ、コントラスト、色合い、色の濃さを30段階、ガンマ補正を10段階で調整可能。1~12chまでのダイレクト選局ボタンを備えたリモコンも付属する。 また、チャンネル設定も地域コード入力と、自動選局の2方式から選択可能。さらに、局名表示(アルファベット表示)もできる。局名を任意に入力することはできないが、あらかじめ登録されている局名から選ぶことはできる。なお、登録されている局名は100局以上で、現在の日本の放送局は網羅しているという。 外部映像入力端子は、アナログRGB(D-sub 15ピン)、コンポジット×2、S映像×1に加え、コンポーネント入力も搭載。コンポーネント入力は、D1(480i)までの対応となる。音声入力は、ステレオRCA×2、ステレオミニ×1を装備する。映像出力はD-sub 15ピン。本体には電源を内蔵。外形寸法は220×177×100mm(幅×奥行き×高さ)、重量約1.1kg。
□アイ・オーのホームページ
(2003年2月20日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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