日本レコード協会の新会長にエイベックス社長の依田巽氏が就任 －“音楽権利の保護期間延長”問題に取り組む

昨年11月のDVDオーディオコンファレンスで講演を行なう依田新会長

　社団法人日本レコード協会は、3月1日付けで新会長にエイベックス株式会社代表取締役会長兼社長の依田巽氏が就任したと発表した。

　依田氏は就任挨拶で、「レコード製作者の権利擁護と拡大を目指すと共に、より多くの人々に著作権意識を高めてもらうための諸施策を積極的に推進しいく」とし、「輸入権、放送権の課題に加え、国内外の音楽関係団体とも協調して“音楽の権利の保護期間延長”問題に取り組んでいく」との方針を明らかにした。

　また、「著作権教育」に積極的に取り組み、「CDのパッケージセールスは減少しているが、音楽ソフトとしての映像分野は急速に伸びており、映像ビジネスとの融合はますます深まっていく。今後はインフラの整備等を含め、これまで以上にハード業界との連携を密にし、新しいマーケットの創造に努めていく」と関連業界との連携も強化する。

□日本レコード協会のホームページ
http://www.riaj.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.riaj.or.jp/cgi-bin/press_release.cgi?id=58
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021128/dvd.htm

(2003年3月4日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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