ケンウッド、デジタル・サウンド・イコライザを搭載したMDコンポ ―カスタマイズした音色でMDにデジタル録音が可能

SL-3MD-S（シルバー）

4月上旬発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：サポートセンター 　　TEL.03-3477-5335

　「Avino SL-3MD」は横幅18cmのセンターユニットに、MD、CD、カセット、チューナの各機能を搭載したミニコンポ。DPS部にアナログ・デバイセズ製の「ΣDSP」を採用し、音質劣化がほとんどないイコライジング機能「Digital Sound EQ」を搭載する。

　イコライジングモードは低音を増強する「D-Bass」に加え、20段階の設定が可能な「Vivid」、「Mellow」を用意。さらに、臨場感を再現する「3D」効果も10段階の設定が可能。

　また、マニュアルモードも搭載しており、7バンド35ポイントのパラメトリック・イコライザで自由な音質設定ができる。なお、マニュアル設定の音色や「Vivid」、「Mellow」などのモードに、「D-Bass」や「3D」効果を組み合わせることも可能。コンパクトなサイズや利便性、デザイン性を保ちながら、音にこだわるというオーディオの趣味性も追求したという。

　CDからMDへの4倍速録音が可能。MDLPのグループモードにも対応する。また、「Digital Sound EQ」で調整した音声を、そのままMDに録音できる「Digital EQ REC」機能も搭載。なお、「Digital EQ REC」機能を使用しての録音は等速のみとなる。また、カセットテープへの録音時には使用できない。

　CD部はCD-R/RWディスクにも対応するが、MP3ファイルの再生はできない。スピーカー部は2ウェイのバスレフ方式で、口径はウーファが12cm、ツイータが2.5cm。なお、ユニットのエッジはクロス材とラバー材を合わせた新開発の「ハイブリッド・エッジ」を採用。芯のある重低音と繊細な中音域の再生を両立したという。

SL-3MD-N（ゴールド）	SL-3MD-L（ブルー）

【主な仕様】

項目	仕様
最大出力	30W×2ch
消費電力	85W
待機時消費電力	0.4W
入力端子	アナログ音声入力×1
出力端子	ヘッドフォン出力×1、サブウーファプリアウト×1
受信周波数	AM：531kHz～1,629kHz
	FM：76MHz～90MHz
対応テープ	ノーマル
本体外形寸法 （幅×奥行き×高さ）	180×324×255mm
本体重量	約5.5kg
使用スピーカー ユニット	120mmコーン型・ウーファ、 25mmバランスドーム・ツイータ
スピーカー外形寸法 （幅×奥行き×高さ）	152×213×255mm
スピーカー重量	約2.7kg（1本）

□ケンウッドのホームページ
http://www.kenwood.com/jhome.html
□ニュースリリース
http://www.kenwood.com/j/press/press20030310.html
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(2003年3月10日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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