ケンウッド、ミニコンポ「Avino」の新製品2機種
─上位モデルは24bit D.R.I.V.E.IIを搭載


SK-7PRO
8月下旬発売

標準価格:オープンプライス

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 株式会社ケンウッドは、ミニコンポ「Avino」シリーズの新製品2機種を8月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「SK-7PRO」が7万円前後、「SK-5MD」が6万円前後の見込み。

 SK-7PROは、CDプレーヤー、MDLP対応MDレコーダ、35W×2chのアンプ、AM/FMチューナ、スピーカーで構成したミニコンポ。独自のデジタル処理技術「24bit D.R.I.V.E.II」や、24bit D/Aコンバータを搭載する。また、電圧を3回増幅する3段差動アンプを採用し、「ノイズに強く、静けさの表現が格段に向上した」としている。

 スピーカーは130mm径ウーファと25mm径ソフトドームツィータの2WAY2スピ-カー。スピーカー端子には極太ケーブルやバナナプラグ対応のスクリュータイプを装備する。また、背面部には銅メッキパネルを採用している。

 下位モデルのSK-5MDは、3CDチェンジャを搭載。スピーカユニットには120mm径ウーファと25mm径ソフトドームツィータを採用し、「原音に忠実な音を生み出し、すっきりした低音を再生する」という。

 両機種ともにフロントパネルにアルミを採用。「質感の表現だけでなく、耐ノイズ性が高いアルミを採用することで音質の向上にも貢献する」としている。

 また、常に安定した電力を供給するという「アドバンスト グランドライン」や、信号経路を短縮して音質劣化を防ぐという「ソースダイレクト回路」も搭載する。

 MD部はMDLPに対応し、SP/LP2/LP4の全モードでCDからMDに4倍速録音が可能。さらに、サンプリングレートコンバータも内蔵する。また、CD部はCD-R/RWの再生に対応し、CD-TEXTの表示もできる。

SK-5MD

 入出力端子はアナログ入力×2系統、アナログ出力×1系統、光デジタル入出力×各1系統、サブウーファ出力×1系統を備える。


【主な仕様】
 SK-7PROSK-5MD
出力35W×2ch25W×2ch
受信周波数範囲FM:76~90MHz
AM:531~1,629kHz
スピーカー25mm径ソフトドームツィータ
130mm径コーンウーファ
25mm径ソフトドームツィータ
120mm径コーンウーファ
消費電力70W50W
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
本体:220×356×145mm
スピーカー:165×277×280mm(1本)
本体:220×356×145mm
スピーカー:155×263×270mm(1本)
重量本体:約6.6kg
スピーカー:約5.3kg(1本)
本体:約6.8kg
スピーカー:約4.5kg(1本)

□ケンウッドのホームページ
http://www.kenwood.com/jhome.html
□ニュースリリース
http://www.kenwood.co.jp/j/press/press20020812.html
□関連記事
【4月22日】ケンウッド、12cm径ウーファ搭載のAvino新モデル
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020422/kenwood1.htm
【2001年11月5日】ケンウッド、WMA/MP3を再生できる「Avino」フラッグシップモデル
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011105/kenwood1.htm
【2001年11月5日】ケンウッド、MGメモリースティックスロット搭載の「Avino」
―USB端子搭載、単体でCD→メモリースティック録音が可能
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011105/kenwood2.htm

(2002年8月13日)

[kumagai@impress.co.jp]

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