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ロキシオ・ジャパン株式会社は、CD-R/RWとDVDライティングソフトに、DVDオーサリング機能や音楽、画像データの管理機能を加えた統合型ソフト「Easy CD & DVD Creator 6 The Digital Media Suite」を4月11日に発売する。価格は通常版が12,800円、アップグレード版が9,800円。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。 「Easy CD & DVD Creator」の最新版となるバージョン6.0は、ディスクのライティング機能だけでなく、DVDオーサリング、オーディオプレーヤー、画像管理ソフトなどを追加した統合型ライティングソフト。そのため、「The Digital Media Suite」という新しい名称が追加され、今までの「Easy CD & DVD Creator」というソフト名は、今後何度かのバージョンアップを経て「Digital Media Suite」の中に取り込まれる予定。 大きく分けて「DVD Builder」、「PhotoSuite」、「AudioCentral」、「Creator Classic」、「Disc Copier」、「Drag-to-Disc」の6個のソフトウェアから構成されており、ランチャータイプのメニュー画面から任意の機能を呼び出して使用する。
■ DVD Builder 動画のキャプチャからオーサリング、ライティング機能までを搭載する。カット編集やトランジッション効果の挿入が可能なほか、自動シーン検索によるチャプタ分割、メニュー画面の動画ボタンや動画背景にも対応。また、DVD+VRに対応しており、DVD+RWドライブを使用する場合にはダイレクトにメディアへ録画が可能。
■ AudioCentral 音楽データの整理、編集が可能なライティングソフト。前バージョンとの違いは、LPやカセットなどのアナログ音源を取り込んだ際、ノイズの除去が可能になったこと。無音部分を自動検知してトラックを分ける機能や、波形編集機能も装備している。また、エフェクトやフェードなどの特殊効果も付加できる。なお、MP3、WMAへのエンコード機能も搭載する。
■ PhotoSuite
各種メモリーカードから画像をキャプチャし、整理するためのアプリケーション。露出や赤目現象を補正する機能を持つほか、ライティング機能と連携し、画像をスライドショー形式でビデオCDなどに記録できる。
作成したディスクはDVDプレーヤーなどで再生できるほか、PCで読み込んだ場合には、ディスクに記録されたビューワーが自動的に立ち上がり、「Easy CD & DVD Creator」をインストールしていないPC環境でもスライドショーを見ることができる。 ■ Creator Classic 前バージョンの「Easy CD & DVD Creator」単体にあたるもの。大容量ファイルを分割してディスクに記録したり、複数ドライブへの同時コピーなど、主にバックアップ機能を強化している。なお、分割したディスクにはそれぞれ結合ソフトが記録され、「Easy CD & DVD Creator」を使わず、ウィザードに従うだけでファイルの結合が可能。
■ Drag-to-Disc
ライティング機能を手軽に使えるパケットライトソフト。画面の隅に表示される小型のウインドウに、焼きたいデータをドラッグ&ドロップするだけで、自動的にディスクのフォーマットや書き込みを行なってくれる。
■ 今後の展開
製品の発売に先駆け、同社は都内で発表会を開催した。挨拶に立ったロキシオ・ジャパンの漆山正幸社長は、今回の「The Digital Media Suite」という統合型ソフトウェアについて「デジタルメディアにおけるMicrosoftのOfficeだと考えている」と説明した。 また、「PCの販売台数が伸び悩み、IT不況だといわれる昨今においても、この製品の成功に自信を持っている」(同)とし、その根拠を「記録型ドライブの装着率の向上」、「デジタルカメラやDVカメラの普及」などを挙げた。また、「Easy CD & DVD Creator 5」で開始した企業に向けてのライセンスビジネスも、今後さらに強化していくという。
(2003年3月11日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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