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デジオン、DigiOnAuthor2 for DVDをアップデート
-MPEG-2ファイルのオーディオエンコードスキップに対応
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株式会社デジオンは10日、DVDオーサリングソフト「DigiOnAuthor2 for DVD」と、「DigiOnAuthor2 for DVD L.E.」の最新アップデータを公開した。プログラムサイズは、「DigiOnAuthor2 for DVD」が、6.39MB、「DigiOnAuthor2 for DVD L.E.」が5.92MB。
最新版となるVer.2.0.3.0では、MPEG-2ファイルのオーディオエンコードスキップが可能となった。また、音声にドルビーデジタルを利用する際のビデオビットレートの上限を、9Mbpsまで設定できるように修正されるなど、多くの機能追加、修正が施されている。
オーディオのエンコードスキップ条件
元ソース
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オーディオエンコード 設定
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リサンプリング
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再エンコード
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MP2(MPEG-1 Audio Layer-2) |
ドルビーデジタル |
する |
する |
MP2(MPEG-1 Audio Layer-2) |
LPCM |
する |
する |
LPCM |
ドルビーデジタル |
する |
する |
LPCM |
LPCM |
合致しない場合する |
しない |
ドルビーデジタル |
ドルビーデジタル |
合致しない場合する |
ビットレートが上回っている場合する |
ドルビーデジタル |
LPCM |
する |
する |
【追加機能/不具合修正】
- 720×480ドットに加え、704×480/352×480ドットのMPEG-2ファイルのビデオエンコードスキップに対応
- MPEG-2ファイルのオーディオエンコードスキップに対応
- DVDビデオ規格を満たすMPEG-2プログラムストリームである場合、音声部を再エンコードしないオプションを付加
- Custom Technology製エンコーダを使用時に、フィールドオーダーを指定できるように改良
- ビデオビットレートの最大値をドルビーデジタルの場合に、9,000kbpsまで設定できるように改良
- 「メニューの自動作成と最適化」ダイアログに、最適化時にラベルを保護するオプション「ボタンラベルを保持する」を追加
- [ツール]-[オプション]ビデオエンコードタブのビデオエンコード方式がVBRになっていないと、カスタム設定で再エンコードされない設定であってもVBRのデータが再エンコードされてしまう問題を改修
- 自動(等間隔)チャプター設定で、5分以上設定すると正しく設定されない問題を改修
- メニューに、空のメインボタンを15個追加し、アセットリストから15個のアセットをすべて選択し、メニューにドロップして流し込もうとするとクラッシュする問題を改修
- Ligosデコーダが優先されない環境(Premiere 6.5がインストールされている環境など)でも、MPEG-2ファイル情報(ビットレートなど)を正しく取れるように改修
- キャプチャツールでオートスキャンをした後に、再起動後クラッシュしてしまう問題を改修。加えて、再起動後に、オートスキャンした結果を正しく反映するように修正
- オーディオストリームの作成シーケンスをVOBファイル作成時のタイミングに変更
- DVD-RWのテスト書き込み機能を廃止
- いくつかの新規ドライブに対応
- MPEGファイルのビットレート表示や登録されているアセットが「再エンコードされるされない」をすぐにわかるようにする対処機能を装備
- ディスク空き容量が足りない場合にDVD作成がされないよう、一時ファイル容量のチェック機能を強化
- その他いくつかの不具合の修正
□デジオンのホームページ
http://www.digion.com/
□ニュースリリース
http://www.digion.com/dl/da203_shosai.htm
□関連記事
【2002年10月31日】デジオン、VBRに対応した「DigiOnAuthor2 for DVD」
―ドルビーデジタル対応、リッピングやラベル印刷機能も追加
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021031/digion.htm
(2003年3月13日)
[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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