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松下、「5CD一気録り」を高速化した5CDチェンジャ搭載コンポ
-USB端子装備、「5倍速録音」も高速化、HighMATにも対応


4月20日発売

標準価格:オープンプライス

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 松下電器産業株式会社は、HighMATに対応したMDコンポ「SC-PM77MD」を4月20日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は45,000円前後の見込み。シルバー(-S)、ホワイト(-W)、ブラック(-K)の3色をラインナップする。

 「SC-PM77MD」は、5CDチェンジャ/MD/チューナ/カセット一体型のオーディオシステム。CD部は、CD-R/RWの再生に対応し、MP3/WMAを収録したCD-R/RWの再生も可能。MD部はMDLPに対応している。

SC-PM77MD-S SC-PM77MD-W SC-PM77MD-K

 米Microsoftと松下電器による、PC上のデジタルコンテンツのAV機器での利用を簡便化するための保管/再生/検索に関する統一規格「HighMAT」に対応。同時発表のDVDプレーヤー「DVD-S75/S35」とあわせて、世界初のHighMAT対応機種となった。

 CDからMDへの録音時に、業界最速となる最大5倍速での録音が可能。従来モデル「PM57MD」でも同様の5倍速録音だったが、74分CDの録音時間は、従来モデルの約17分から15分30秒となり、高速化が図られている。また、チェンジャ内の5枚のCDを1枚のMDに録音できる「5CD一気録り」も搭載。LP4モード利用時のダビング時間は、従来モデルの約72分から約65分に短縮されている。

 スピーカー部は、10cm径のウーファと6cm径のツィータによる2Way2スピーカー構成。ウーファ/ツィータともにPPマイカ振動板を採用している。アンプ部の実用最大出力は合計50Wで、ウーファ用13W×2ch、ツィータ用12W×2chのバイアンプ構成となっている。

 4種類のプリセットやユーザー設定が可能な2Wayイコライザや、映画、音楽用の「シアターサラウンド/ミュージックサラウンド」機能などを搭載。さらに、WMA/MP3再生時には、圧縮時に失われた高域部を自動予測してCDに迫る音質に補間するという、「デジタル コンプレッション リ.マスター」が適用できる。

 また、USB端子を装備しており、PCと接続すれば、USBオーディオデバイスとしての利用でき、PCの蓄積した音楽データの再生やカセットへの録音が可能となっている。

 消費電力は55W(待機時:約0.4W)。本体サイズは179×343×250mm(幅×奥行き×高さ)、約5.9kg。スピーカーの外形寸法は、133×247×250mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.2kg。

□松下電器産業のホームページ
http://matsushita.co.jp/
□「SC-PM77MD」のニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn030319-3/jn030319-3.html
□「世界初HighMAT対応民生用AV機器3機種を発売」のニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn030319-1/jn030319-1.html
□関連記事
【2002年3月25日】松下、5倍速録音が可能な5CDチェンジャオーディオシステム
―USBオーディオデバイスとしても使用可能
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020325/pana.htm
【2002年10月18日】Microsoftと松下、PC-AV機器間の共通規格「High.M.A.T」を共同開発
~WMP9に搭載、対応プレーヤーは2003年発売
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021018/highmat.htm

(2003年3月19日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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