◇ 最新ニュース ◇
|
||
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
オリンパス株式会社は26日、ICレコーダとしてWMA形式での音声録音に対応し、ポータブルMP3/WMAプレーヤーとしても使える「Voice-Trek(ボイストレック)」の発売に先駆けて、東京・六本木で報道関係者向けの体験イベントを開催した。 同社のICレコーダ「Voice-Trek(ボイストレック)」シリーズの新モデルとなり、記録媒体の内蔵メモリが128MBモデルの「DM-20」と、64MBモデルの「DM-10」の2種類をラインナップする。価格はどちらもオープンプライスで、店頭予想価格は「DM-20」が35,000円前後、「DM-10」が30,000円前後の見込み。カラーリングは「DM-20」がシルバーメタリック、「DM-10」がチタングレーメタリックとなる。対応OSはWindows 98/98 SE/ME/2000/XP、Mac OS 9.0~9.2.2、Mac OS X 10.1~10.2.4。 最大の特徴は、WMA形式での音声録音が可能なこと。WMA形式は高音質(HQ)、ステレオ高音質(SHQ)の2モードのみ適用され、それ以外は独自のDSSフォーマットで記録される。本体にモノラルマイクを内蔵するほか、リモコンにもモノラルマイクを搭載しており、リモコンから録音の制御が行なえる。なお、ステレオ録音を行なう場合は別途ステレオマイクが必要。プラグインパワーにも対応してる。
単4アルカリ乾電池2本を使用した連続録音時間は約16時間、連続再生時間は約10時間。各モードの録音可能時間などは、以前の記事に掲載している。「インデックスマーク記録機能」や、音声に反応して自動的に録音の開始、停止を行なう「音声起動録音機能(VCVA)」なども搭載している。 プレーヤーとしての機能は、MP3/WMAファイルの再生に対応。米SRS Labsが開発した音質改善技術「WOW」を搭載し、4種類のイコライザも装備。また、雑音の多い音声に効果があるというノイズキャンセル機能も備えている。
■ 会場ではアニメのアフレコデモも
イベント会場では、実際にICレコーダを手に取って試用できたほか、映画のサウンドトラックや車のエンジン音などを録音したモデルが展示され、試聴も可能だった。そのほかにも、同社のボイストレックシリーズの展示などが行なわれた。 また、イベントステージでは新製品のステレオ録音時の音質の良さを検証するため、アニメのアフレコ実験が行なわれた。実験に参加したのは、イベントの司会に加え、声優やラジオパーソナリティの仕事もしているという武田佳子さん。さらに、特別ゲストとしてアニメ「あずまんが大王」の美浜ちよ役や、デジモンテイマーズのクルモン役でお馴染みの金田朋子さんが登場。DM-20を使って声を吹き込み、音質の高さをアピールした。
□オリンパスのホームページ
(2003年3月26日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved. |
|