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ビクター、第2世代DET採用42V型プラズマTVの低価格モデル
-波動スピーカーや地上波EPG搭載、上位機種の半額を実現


6月中旬発売

価格:オープンプライス

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 日本ビクター株式会社は、輝度を約15%向上させた「純白パネル」と、第2世代DETを採用した42V型プラズマテレビ「PD-42DV4」を6月中旬に発売する。愛称は「EXE(エグゼ)」。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55万円前後の見込み。

 BSデジタル/110度CSチューナを搭載したプラズマテレビ。2002年11月に、標準価格102万円で発売された「PD-42DH3」の低価格モデルとなっている。輝度を約15%向上させ、メリハリのある映像を再現するという「純白パネル」を採用し、パネル解像度が42DH3の1,024×768ドットから、853×480ドットに下がっている。

 また、部屋の明るさに応じて画面の輝度を自動調整する「E.E.センサー」も内蔵し、搭載スピーカーがDD(ダイレクトドライブ)スピーカーから、新開発の「波動スピーカー」に変更されている。

 PD-42DH3と同じく、同社独自の高画質技術、第2世代DETを搭載。新3次元Y/C分離回路、新デジタルクロマデコーダなどをデジタルで直結し、デジタルダイレクト伝送を実現。高精細な表示ができるという。

 480i/480p/720p/1080iの入力に対応し、画素変換用に130MHz動作のDSPを採用。検出精度を最大38ポイントにアップした「第3世代ナチュラルプログレッシブ」や、「ハイビジョン2-3プルダウン技術」もDSPに内蔵しており、滑らかで自然な映像が楽しめるという。

 BSデジタル/110度CSチューナに加え、地上波チューナを2つ搭載。ゴーストリダクション回路を備えるほか、2/4/12のマルチ画面、異なる入力ソースのマルチ表示も可能。また、地上波EPG「G-GUIDE」も装備しており、最大2日間の番組を確認できる。

 付属の波動スピーカーは、バスレフ型の2ウェイ、3スピーカーシステム。2.5リットルのバスレフアルミボックスに、アルミコーンを採用した6.6cm口径のユニットを2基、2cm口径のチタンドームツイータを1基搭載。AHB(アクティブ・ハイパー・バス)回路と合わせて豊かな音を再生するという。

 入力端子はD4端子を2系統2端子、コンポーネントを1系統1端子、コンポジットを4系統4端子、S映像を3系統3端子備える。また、SDメモリーカードスロットも装備しており、JPEG形式の静止画や、AACフル方式の音声ファイルも再生できる。

【主な仕様】
画面サイズ 42V型
パネル解像度 853×480ドット
搭載チューナ VHF、UHF、CATV、BSデジタル
110度CSデジタル
入力 D4×2系統2端子
コンポーネント×1系統1端子
コンポジット×4系統4端子
S映像×3系統3端子
そのほかの端子 モニタ出力、ヘッドフォン出力
オーディオ固定出力、 リモコン、電話回線
光デジタル音声出力、i.LINK入出力
AVコンピュリンク III
外形寸法 ディスプレイ部
(幅×奥行き×高さ)
1,035×98×640mm
スピーカー部
(幅×奥行き×高さ、1本)
76×89×640mm
レシーバ部
(幅×奥行き×高さ)
435×382×99mm
重量 ディスプレイ部 35kg
スピーカー部
(1本)
2kg
レシーバ部 5.6kg


□ビクターのホームページのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/press/2003/pd-42dv4.html
□製品情報
http://www.jvc-victor.co.jp/tv/pd-42dv4/index.html
□関連記事
【2002年9月26日】ビクター、第2世代DET採用の50/42/35V型プラズマテレビ
―地上波EPG「G-GUIDE」を搭載
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020926/victor2.htm
【2002年2月19日】ビクター、DETを採用した42V/35V型プラズマTV
―地上波も1440iに変換表示、DDスピーカーも搭載
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020219/victor.htm
【2001年9月18日】ビクター、1,440iにアップコンバートする技術「DET」を発表
-PDPやプロジェクタに応用も、製品は年末に投入予定
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010918/victor.htm

(2003年5月29日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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