◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
松下、HighMAT対応の5DVDチェンジャシステム
-DVD-RAM、DVDオーディオも再生可能


SC-PM2DVD-S(シルバー)
7月10日発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:お客様ご相談センター
     Tel.0120-878-365


 松下電器産業株式会社は、HighMATに対応したDVD/MDシステム「SC-PM2DVD」を7月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,000円前後になる見込み。カラーバリエーションはシルバー(-S)とブラック(-K)の2タイプ。

SC-PM2DVD-K(ブラック)
 2002年6月発売の「SC-PM1DVD」の後継モデルで、5枚チェンジャ式のDVD/CD部、MDLP対応のMD部、AM/FMチューナ、アンプなどからなる製品。

 DVD/CD部の再生ディスクは、DVDビデオ、CD-R/RW、音楽CD、ビデオCDなど。さらにDVDオーディオやDVD-RAM(VRフォーマット)の再生にも対応する。

 また、Microsoftと松下電器による、PC上のデジタルコンテンツをAV機器で利用する際の保管/再生/検索に関する統一規格「HighMAT(ハイマット)」に対応。そのうち、CD-R/RWに記録した音声ファイル(WMA、MP3)、静止画ファイル(JPEG)の表示再生を対象にした「レベル2」をサポートする。ジャンルやアーティスト名などをキーに検索・選択できる。

 プログレッシブ出力も可能で、本体にはD2出力端子を装備。テレビに合わせて調節できる「スクリーンサイズ変換&映像ズーム(最大2倍)」や、DVD/CD5枚分を記憶させた位置から再生できる「ポジションメモリー」も搭載する。デコード可能なフォーマットはドルビーデジタル、DTS。2本のスピーカーで音の広がりと臨場感が味わえるという「アドバンスドサラウンド」も使用できる。

 CDからMDへは世界最速の「最大6倍速録音」が利用できる。さらに、DVD/CDチェンジャ部は、再生中でもほかの4枚を交換可能。

 アンプは部には低音用を電圧駆動、高音用を電流駆動する「ハイブリッド・バイアンプ構成」を採用。実用最大出力は、低音用が13W×2ch、高音用が12W×2chとなっている。

 加えて、アンプサンプリングと高域補間処理を行なう「ダブル リ.マスター」を搭載。音楽CD、DVDビデオ用の「アドバンストデジタル リ.マスター」と、WMA、MP3用の「コンプレッションデジタル リ.マスター」を利用できる。

 D2以外の映像入力端子として、S映像、コンポジット端子を装備。本体部の外形寸法は200×365×149mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.6kg。

 スピーカーは、100mmウーファと60mmツイータからなる2ウェイ2スピーカー。振動板には歪みの少ないPPマイカを採用したほか、ツイータには50kHzの高域再生が可能という「リングシェープドドームツィータ」を使用している。

 また、底面に配置されたバスレフポートは空気の流れに配慮し、ポートに対して斜めに配置。「質の高い重低音を再生する」という。スピーカーの外形寸法および重量は、145×232×274mm(同)、2.6kg。防磁設計となっている。

□松下電器のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn030606-1/jn030606-1.html
□関連記事
【3月19日】松下、「5CD一気録り」を高速化した5CDチェンジャ搭載コンポ
-USB端子装備、「5倍速録音」も高速化、HighMATにも対応
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030319/pana2.htm
【2002年6月12日】松下、バイアンプ採用のMD/DVD一体型ステレオシステム
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020612/pana.htm

(2003年6月6日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.