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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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松下電器産業株式会社は、HighMATに対応したDVD/MDシステム「SC-PM2DVD」を7月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,000円前後になる見込み。カラーバリエーションはシルバー(-S)とブラック(-K)の2タイプ。
DVD/CD部の再生ディスクは、DVDビデオ、CD-R/RW、音楽CD、ビデオCDなど。さらにDVDオーディオやDVD-RAM(VRフォーマット)の再生にも対応する。 また、Microsoftと松下電器による、PC上のデジタルコンテンツをAV機器で利用する際の保管/再生/検索に関する統一規格「HighMAT(ハイマット)」に対応。そのうち、CD-R/RWに記録した音声ファイル(WMA、MP3)、静止画ファイル(JPEG)の表示再生を対象にした「レベル2」をサポートする。ジャンルやアーティスト名などをキーに検索・選択できる。 プログレッシブ出力も可能で、本体にはD2出力端子を装備。テレビに合わせて調節できる「スクリーンサイズ変換&映像ズーム(最大2倍)」や、DVD/CD5枚分を記憶させた位置から再生できる「ポジションメモリー」も搭載する。デコード可能なフォーマットはドルビーデジタル、DTS。2本のスピーカーで音の広がりと臨場感が味わえるという「アドバンスドサラウンド」も使用できる。 CDからMDへは世界最速の「最大6倍速録音」が利用できる。さらに、DVD/CDチェンジャ部は、再生中でもほかの4枚を交換可能。 アンプは部には低音用を電圧駆動、高音用を電流駆動する「ハイブリッド・バイアンプ構成」を採用。実用最大出力は、低音用が13W×2ch、高音用が12W×2chとなっている。 加えて、アンプサンプリングと高域補間処理を行なう「ダブル リ.マスター」を搭載。音楽CD、DVDビデオ用の「アドバンストデジタル リ.マスター」と、WMA、MP3用の「コンプレッションデジタル リ.マスター」を利用できる。 D2以外の映像入力端子として、S映像、コンポジット端子を装備。本体部の外形寸法は200×365×149mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.6kg。 スピーカーは、100mmウーファと60mmツイータからなる2ウェイ2スピーカー。振動板には歪みの少ないPPマイカを採用したほか、ツイータには50kHzの高域再生が可能という「リングシェープドドームツィータ」を使用している。 また、底面に配置されたバスレフポートは空気の流れに配慮し、ポートに対して斜めに配置。「質の高い重低音を再生する」という。スピーカーの外形寸法および重量は、145×232×274mm(同)、2.6kg。防磁設計となっている。
□松下電器のホームページ (2003年6月6日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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