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松下電子部品株式会社は18日、地上デジタル放送用のモバイル向け1セグメント受信対応のフロントエンド「CTM1J」を製品化したと発表した。サンプル対応は今秋からで、サンプル価格は1個99,000円。量産対応は2005年を予定している。 CTM1Jは、地上デジタル放送の1セグメント放送を受信するためのモバイル端末用フロントエンド。チューナRF ICとOFDM復調LSIを一体化している。SDメモリーカードの約35%という小型化を実現し、地上デジタルフロントエンドとしては業界最小形状としている。受信チャンネルはVHF 7ch、UHF 13~62ch。 独自の回路手法と復調を含めた最適設計を行ない、RF回路部をすべて半導体回路に取り込むことに成功。低電源電圧と業界最高の低消費電力を実現したという。消費電力は200mW。 アンテナにはロッドアンテナではなく、専用の「TV受信用小型アンテナ」を採用。アンテナ長を従来比10分の1にまで短縮している。また、TV受信用小型アンテナとCTM1Jを最適にマッチングさせるという「アンテナ制御モジュール」も用意し、3製品一式の提供が可能になっている。 外形寸法は、フロントエンド部が20×28×2mm。アンテナエレメントが長さ50mm、アンテナ制御モジュールが10×10×2mm。
□松下電子部品のホームページ (2003年7月22日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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