◇ 最新ニュース ◇
|
||
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
デノン株式会社は、一体型オーディオシステム「ラピシア」の新製品として、DVDビデオの再生に対応した「D-MA5DV」と、CD、MDのみ対応の下位モデル「D-MA3-S」を発売する。発売日と価格は、「D-MA5DV」が9月中旬で8万円。「D-MA3-S」が8月中旬で6万円。なお、「D-MA5DV」は、シルバー(-S)とブラック(-K)の2種類のカラーリングを用意する。
■ D-MA5DV
アルミフロントパネルやハーフミラーディスプレイ、メッキ仕上げボタンなどを採用したオーディオシステム。本体部は一体型となっており、DVD、MD、AM/FMチューナ、AVアンプで構成されている。なお付属のリモコンは、携帯電話と同じ方式で文字入力できるテンキー文字入力タイプ。
DVDビデオはプログレッシブ出力に対応し、D2出力端子を1系統装備。ドルビーデジタル、DTS、ドルビープロロジック IIデコーダを搭載しており、3.1chプリアウト端子に別売のサブウーファ「DSW-3.1-M」と、センター/リアスピーカーセット「SYS-3.1-M」などを接続すると、5.1ch環境へ拡張できる。 DVDビデオ、音楽CD、ビデオCDに加え、CD-R/RWに収録したMP3ファイルの再生が可能。さらに、ピクチャーCDやフジカラーCDなどの静止画表示もサポートする。MD部はMDLPに対応し、CDからMDへは最大4倍速録音が行なえる。また、DVDなどからはアナログでMDに録音することも可能。 音質補正機能は、重低音を強調する「スーパー・ダイナミック・バス(S.D.B)」と、バーチャルサラウンド機能を搭載。バーチャルサラウンドには「MUSIC」と「CINEMA」の2モードを用意している。 アンプ部の最大出力は20W×2ch。上位機種のパワーアンプを採用したことで、クラス最高の音質を実現したという。音声入力端子として、アナログ×2系統、光デジタル×1系統を装備。音声出力は、アナログ×2系統、光デジタル、3.1chプリアウト、ヘッドフォンを各1系統用意。映像出力はD2、コンポジット、S映像を各1系統備える。なお、映像入力端子はない。 また、USB端子を1系統装備しており、PCと接続してUSBスピーカーとしても利用可能。外形寸法は210×336×145mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.8kg。 スピーカー部は12cm径のウーファと2.5cm径のツイータを搭載した2ウェイバスレフ型。ウーファのユニットはグラスファイバー製で、ツイータはソフトドームを採用する。インピーダンスは6Ωで、外形寸法は160×241×270mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1台3.2kg。
■ D-MA3-S
D-MA5DVのDVD部をCDプレーヤーにした製品。本体のサイズや基本機能、スピーカーの仕様などはD-MA5DVと同じ。 ただし、MP3ファイルや、JPEG静止画の再生には対応せず、バーチャルサラウンド機能も省略されている。 また、入出力端子でも、映像出力が省かれているほか、音声の3.1chプリアウトがサブウーファプリアウトに変更される。
(2003年8月1日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved. |
|