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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ソニーは、ホームシアター向け液晶プロジェクタ「シネザ」の新モデル「VPL-HS20」(cineza)を11月1日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35万円前後の見込み。 0.87型/1,386×788ドット(WXGA)のマイクロレンズアレイ付きTFTパネルを採用した液晶プロジェクタ。輝度は1,000ANSIルーメン(光学性能1,400ANSIルーメン)、ランプは180W UHP。レンズは1.3倍電動ズームレンズ。 「12bitフルデジタル映像回路」の採用により、階調部の分解能が従来モデルの「VPL-HS10」と比較して約4倍に向上。信号処理のフルデジタル化により、AD、DA変換時に生じる信号劣化を低減し、特にDVIやHDMI端子利用時のクリアな映像表現を実現したという。また、新開発の「HD・I/P変換回路」を搭載。1080i信号を1080p信号に変換し、「緻密で安定したハイビジョン映像を投影できる」という。 独自の「3Dガンマ補正回路」や、クロスカラー/ドット妨害などを防ぐ「3Dコムフィルター」も採用。そのほかにも従来モデルと同様に、垂直方向台形補正、縦横同時補正が可能な「サイドショット2」も搭載する。 また、ランプの出力切り替えによる明るさ可変機能「シネマブラック」を強化し、ランプ出力に加え、メカニカルな絞り調整機構の採用により、コントラスト比の切り替えも可能な「シネマブラックプロ」とした。明るさは1,000/830/680/560ANSIルーメン、コントラスト比は1,300:1/1,100:1が選択できる。 入力端子は、コンポーネント入力×1、S映像入力×1、コンポジット入力×1、オーディオ入力×1に加え、DVI端子やHDMI端子を1系統装備。また、PJマルチ入力(32ピンマルチコネクタ入力)も備えている。 メモリースティックスロットも装備し、JPEG画像やMPEG-1動画の再生が可能。メモリースティックPROにも対応する。 また、同社のサイト「ソニードライブ」上にガンマ調整が行なえるパソコン用ソフトウェア「イメージディレクター」を公開。パソコンとUSB接続して、VPL-HS20の詳細なガンマ設定が行なえる。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。 動作音は約28dB。消費電力は最大260W(スタンバイモード時5W)。外形寸法は345×369×148mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.4kg。リモコン(RM-PJHS10)が付属する。 また、オプションで、長焦点/短焦点コンバージョンレンズが用意される。長焦点コンバージョンレンズの「VPLL-CT10」、短焦点の「VPLL-CW20」ともに17万円。 【従来モデルとの比較】
□ソニーのホームページ (2003年8月26日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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