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三洋、ステレオマイク内蔵のMP3/WMA再生対応ICレコーダ
-USB端子搭載モデルと業界最小・最軽量の下位モデル


ICR-S290RM、ICR-S170M
10月21日発売

標準価格:「ICR-S290RM」41,000円
     「ICR-S170M」オープンプライス

連絡先:三洋テクノ・サウンド
    Tel.072-870-4186


 三洋電機株式会社は、MP3/WMAの再生が可能なボイスレコーダ「ICR-S290RM」と「ICR-S170M」を10月21日に発売する。価格はS290RMが41,000円、S170Mがオープンプライス。S170Mの店頭予想価格は2万円弱程度と見られる。愛称は「Diply Talk(ディプリトーク)」。対応OSは、共にWindows 98/Me/2000/XP。

 ICR-S290RMは、miniSDカードスロットを搭載した内蔵メモリ256MBのボイスレコーダ。miniSDカードの採用はボイスレコーダとして初としている。パソコンのUSB端子に直接接続でき、角度調整が可能。さらに今回、270度の回転機能も追加された。ストレージクラスに対応し、USBメモリとしても使用できる。ただし、Windows 98/98 SEでは専用ドライバが必要となる。

 MP3、WMAの音楽再生も可能で、本体スピーカーやステレオヘッドフォン端子から出力できる。対応ビットレートは、MP3が16~192kbps、WMAが16~160kbps。

 録音はMP3形式で行ない、ステレオ録音にも対応。最大録音時間はLPモードが約35時間30分、SPモードが約17時間45分、HQモードが約8時間50分、XHQモードが約4時間25分。なお、MP3対応機種として初めて、録音した音声ファイルを分割する機能を搭載している。また、業界初の音声ガイド機能も採用した。

 液晶ディスプレイは漢字表示に対応。録音した音声を随時MP3ファイルにエンコードし、PCのHDDへ直接転送する「USBMIC機能」も利用できる。

 単4電池2本で動作し、録音時間は約13時間30分(LPモード)、再生時間は約21時間(LPモード、ヘッドフォン使用時)。外形寸法は38×22.4×118mm(幅×奥行き×高さ)、重量は85g。USB延長ケーブルが付属する。

 ICR-S170Mは内蔵メモリ64MBのみの下位モデル。S290RMと異なり、メモリスロットや、パソコンと直結可能なUSBコネクタを搭載していない。最大録画時間はLPモードが約8時間35分、SPモードが約4時間15分、HQモードが約2時間5分、XHQモードが約1時間。

 そのほかの機能はS290RMと同等。外形寸法および重量は、29.2×16.7×117.6mm(幅×奥行き×高さ)、57g。ステレオマイク内蔵タイプとして、業界最小・最軽量としている。

□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0309news-j/0912-1.html
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【2月20日】三洋電機、著作権付きWM9も再生可能なボイスレコーダ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030220/sanyo.htm
【2002年8月26日】三洋電機、ステレオMP3録再が可能なボイスレコーダ
-パソコンとはケーブルなしで接続可能
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020826/sanyo.htm

(2003年9月12日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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