◇ 最新ニュース ◇
|
||
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
日本ビクター株式会社は、独自の高画質技術「新DET」を搭載した50V型と42V型の地上デジタルチューナ搭載プラズマテレビを発売する。価格は50V型の「PD-50DH4」が110万円、42V型の「PD-42DH4」が90万円。発売時期は50V型が11月中旬、42V型が11月上旬となっている。愛称は「EXE(エグゼ)」。 2002年11月に発売したDH3シリーズの後継機種。ディスプレイ部とレシーバー部を分離したセパレート型を採用している。地上アナログ用EPG「G-GUIDE」も引き続き搭載された。
さらに、独自の高画質技術「DET(Digital Emotional Technology)」を進化させた「新DET」を搭載。「新ip変換回路」により、ip変換時の横解像度を1,280ドットから1,440ドットに拡大したほか、「新DSD(Digital Super Detail)」、「新DCC(DET Color Creation)」といった新回路を採用した。 DSDは、色の濃さ、または輝度レベルに応じてエンハンス(輪郭)処理を行なう回路。赤いバラなど、色の濃い映像の鮮鋭度を改善するほか、明部および暗部のSN悪化を低減するという。一方新DCCは、DH3にも搭載していた色調補正機能。今回は肌色を独立して調整できるようになった。
スピーカーには「新DDスピーカーシステム」を採用。従来のDDスピーカーにスーパーツイータを加えたもので、「広いリスニングエリアと透明感のあるサウンドを実現した」としている。セリフやボーカルなどを自然でクリアに再生する「BBE回路」も引き続き採用。さらに、ディスプレイの下には60×130mmのトラック型ウーファを2個搭載する。
そのほか、CATVなどで発生する左ゴーストにも対応する「第3世代デジタルワイドGRT」、「ノイズクリア」といった機能も装備。地上アナログチューナを2個内蔵し、2画面同時表示にも対応する。
リモコンは、地上アナログ、地上デジタル、BS、CS1、CS2を切り替え可能なダイレクトボタンを装備。また、ユーザーの番組視聴の傾向から、ユーザー用のチャンネルショートカット集に自動的にチャンネル登録を行なう機能も搭載する。
なお、単体の地上/BS/110度CSチューナ「TU-MDS50」も11月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後の見込み。仕様は松下電器の「TU-MHD500」と同じで、背面のEthernet端子を利用し、Tナビに対応するのが特徴。 i.LINK×2系統のほか、D4出力×1、S2映像出力×2、コンポジット出力×2、光デジタル音声出力×1を装備。アナログ音声出力×2も備える。外形寸法および重量は280×292×57mm(幅×奥行き×高さ)、1.7kg。
□ビクターのホームページ (2003年10月2日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved. |
|