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【CEATEC 2003 会場レポート 2】ブルーレイ/AOD編
松下の2層BD/RAM録画対応ブルーレイレコーダなど


■ ブルーレイ陣営
松下のブルーレイレコーダ

 松下電器のブルーレイレコーダは、BS/110度CSデジタルと、地上アナログの2系統のチューナを搭載。1層メディアに加え、最大50GB容量の2層記録ブルーレイディスクの録画/再生にも対応。実際に同レコーダで記録したD3/22Mbpsの映像の再生デモを行なっていた。

 各社参考展示のためDVDの記録/再生をサポートしない形で出展しているが、同社の展示機は、DVD-RAMとDVD-Rへの記録、DVDビデオなどの再生が可能となっている。参考出展レベルでも完成度の高さが際立っていた。また、50GB容量の2層メディアなども参考展示されている。

背面 50GB容量の2層メディアも参考展示

パイオニアのブルーレイレコーダ

 パイオニアのブルーレイレコーダは、BSデジタルチューナを内蔵。1層の記録/再生に対応し、2層は再生のみで、記録についてはレーザーの出力などの課題が残っているという。

 会場では本機で記録した720pの映像の出力デモが行なわれている。本体にほとんど操作ボタンのない斬新なデザインを採用しており、操作はリモコンで行なう。


ビクターのブルーレイレコーダ

 ビクターは、2層記録に対応したブルーレイレコーダを参考出展。展示機には、チューナなどを内蔵せず、DVDの記録/再生にも対応していない。ピックアップや機構などは全て自社製とのことで、同社製のメディアも参考展示されている。

 会場では実機で録画したHD映像の再生デモが行なわれている。リモコンは液晶タッチパッド採用の学習リモコン。


背面 リモコン 50GB容量の2層メディアを展示。再生デモも行なっている

 シャープは他社と趣の異なる薄型のブルーレイレコーダを参考出品。特徴は地上デジタルチューナを搭載していることで、そのほかにも地上/CS 110度デジタル放送、地上アナログ放送対応チューナも内蔵している。

 奥行きはドライブ容積などの関係で長めではあるが、他社のブルーレイレコーダと比較すると大幅に薄型となっている。再生は1層/2層のメディアに対応。記録は1層のみとなっている。

シャープのブルーレイレコーダ 前面がなだらかに傾斜した独特の薄型筐体を採用している

 すでに発売されているソニーの「BDZ-S77」は、来春に地上デジタル放送に対応するアップデートを有償で行なうことが明らかにされた。時期については、「来春の早い時期3月から4月を目標にしている」とのことで、価格については未定。

来春までに地上/110度CSデジタル放送に対応する

 現在、地上アナログ放送と、BSデジタル放送に対応する「BDZ-S77」だが、アップデートを行なうことで、地上デジタル放送と110度CSデジタル放送に対応する。そのほかの機能強化点はない。

 ハードウェア的な変更は無くソフトウェアのアップデートで地上デジタル対応となる。ただし、著作権保護などの関係で、アップデート作業は、ユーザーからの引き取り後、同社のサービスセンターにてファームウェアの更新作業などを行なうことになる見込みだという。引取りから、返却までの期間は約1週間となる予定。

□ニュースリリース
http://www.sony.jp/products/Consumer/BD/infomation/upgrade-chijouha.html
□関連記事
【3月3日】ソニー、世界初のブルーレイレコーダを4月10日に発売
-BSデジタルチューナ内蔵、地上波のEPG録画も可能
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030303/sony.htm


■ AOD陣営
東芝のHD DVDのデモ

 AOD陣営の東芝とNECも再生デモなどを行なっている。なお、AODは開発名で、両社では「HD DVD」の呼称でDVDフォーラムでの規格化を目指している。

 東芝は、AODディスクにMPEG-4 AVCで記録した約20Mbpsの1080pの動画を再生するデモを行なっている。今回展示されているのはプレーヤーで、録画機能は搭載していない。レコーダに関しては現在開発中としている。

 DVDフォーラムでは、いまだ規格は認定されていないが、機器の開発については、研究段階からすでに製品開発段階に入っているとのことで、早期の市場投入が可能という。

HD DVDプレーヤー メモリーテックが開発したHD DVDディスク HD DVD解説

NECのHD DVDデモで利用した開発機

 一方、NECでは、パソコン周辺機器としてAOD(HD DVD)を展開していく方針。開発機を利用した実働デモが行なわれており、SCSI経由でPCと接続、パソコンのビデオ出力端子を介して出力するデモが行なわれている。

 なお、デモの映像はHD解像度のMPEG-2。MPEG-4 AVC記録を推進する東芝と異なり、「(NECでは)民生用は考えておらず、パソコンの周辺機器、大容量のバックアップメディア」としており、位置づけとしては「ブルーレーザーを使った大容量メディアと考えている」という。


製品化の際には5インチベイサイズとなる見込み


■ TDK、4層記録を実現

無機ライトワンスディスク
 また、TDKのブースでは、ブルーレイと同じ波長の青紫色レーザーを利用し、4層記録を実現する無機ライトワンスディスクを展示している。最大容量は100GB。

 独自の高感度無機記録膜技術により、最高144Mbpsでの高速記録に対応する。現在ブルーレイディスクでは、追記型の規格は策定されていないが、同社ではこうした技術提案をBlu-ray Disc Foundersの10社などに行なっていくという。

ブルーレイの高速記録に対応する光ヘッド ブルーレーザーディスク用光ヘッドのロードマップ

□CEATEC JAPAN 2003のホームページ
http://www.ceatec.com/

(2003年10月7日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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