三菱電機、地上デジタル対応32型CRTテレビ －地上EPG搭載、Tナビ対応。単体チューナも発売

「32T-GD303」と専用台「S-32T1」

12月1日発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：お客様相談センター 　　　　　Tel.0120-139-365

　三菱電機株式会社は、地上/BS/100度CSデジタルチューナ搭載の32型CRTテレビ「32T-GD303」を12月1日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は20万円前後の見込み。専用テレビ台「S-32T1」(38,000円)も用意される。

　32T-GD303には、同社独自の画質制御「NEWブリリアントモード」に加え、「NCM(ナチュラルカラーマトリックス)回路」を採用。「自然で鮮明な色再現と、動画再生時の斜め線のジャギーを軽減する」としている。NCM回路は、従来のR、G、Bでの色調整に加え、それぞれの中間色であるY(黄色)、M(赤紫)、C(青緑)を独立コントロールして特定の色のみを強調することで、自然で鮮やかな色再現を実現するという。

　地上アナログ放送向けにも、ゴーストリダクション回路や、画面サイズを自動的に調整する「オートジャスト機能」を備える。そのほかにも、「オートデジタルシネマ」、10bit4メガ3次元Y/C分離回路も搭載する。また、異なる入力ソースを2画面同時表示することも可能。

　EPGは、地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタルに加え、地上アナログ(G-GUIDE)にも対応。また、「Tナビ」に対応するほか、SDカードスロットを装備し、静止画像を表示できる。

　その他にも、ニュース番組などで人の声などをスッキリと聞きやすくする「クリアトーン」、コマーシャルの音量を自動的に下げる「ソフトトーン」機能を備える。付属のリモコンは、消灯後もボタンがしばらく光る「夜光リモコン」。

　外形寸法は750×543×537mm(幅×奥行き×高さ)、重量は53kg。消費電力は未定。音声出力は6W×2で、5×9cmのスピーカーを2個搭載する。映像入力端子はD3映像×2、コンポジット×3、S映像×3、映像出力はS映像と、コンポジットを各1を装備する。そのほかにも、i.LINK×2、光デジタル音声出力×1、10Base-T×1なども備える。

UT-GX1

　また、単体の地上/BS/110度CSチューナ「UT-GX1」も12月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後の見込み。

　仕様は松下電器の「TU-MHD500」と同じで、背面のEthernet端子を利用し、Tナビに対応するのが特徴。

　i.LINK×2系統のほか、D4出力×1、S2映像出力×2、コンポジット出力×2、光デジタル音声出力×1を装備。アナログ音声出力×2も備える。外形寸法および重量は280×292×57mm(幅×奥行き×高さ)、1.7kg。

□三菱電機のホームページ
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2003/1006.htm
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【1月21日】三菱、DVDプレーヤー一体型VHSビデオデッキなど
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030121/mitsu.htm

(2003年10月7日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]

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