◇ 最新ニュース ◇
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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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■ 三洋電機、Meida2GO採用モデルを参考出品 三洋電機は、Microsoft提唱のHDD搭載AVレコーダ「Media2GO」のプロトタイプ「HDDR-M1P」を参考出品している。Windows CE.NETをベースにした製品で、発売は未定。液晶ディスプレイは3.5型で、本体重量は150~200g程度だという。 1.8型20GBのHDDやCPUにXScaleを採用したポータブルデバイス。WMV9形式の動画、WMA/MP3形式の音楽、JPEGなど静止画の再生が可能で、マイク入力からの録音にも対応している。録音形式はMP3。ヘッドフォンやコンポジット出力端子も備えている。また、SDメモリーカードスロットも装備している。 パソコンとはUSBのほか、Ethernetでも接続可能。LANに接続するとファイルサーバーとしても利用できる。また、Windows CE.NETの機能により、ExcelやWord、PDFファイルの閲覧も可能。 会場では「HDDボイスレコーダ/AVレコーダ」というコンセプトで紹介されていたが、Meida2GOのリファレンスデザインを採用。そのため、動画再生はWMVのみとなっている。開発協力社として、マイクロソフト株式会社、インテル株式会社などの名前が挙がっていた。
【1月9日】2003 International CES基調講演レポート ■ HDD内蔵MPEG-4ビデオムービーを出品したサムスン メモリースティックパビリオンの一角に出展したサムスンは、CES 2003でも参考出品していたMPEG-4記録のHDDムービーカメラ「ITCAM-7」を展示している。国内でも2003年末に発売を予定し、北米での価格は、クレードル付きが799ドル、クレードル無しが699ドル。 1インチの1.5GB HDDを内蔵し、MPEG-4での動画記録や、MP3の再生、ボイスレコーダ機能などを搭載する。CCDは35万画素。レンズは10倍ズームで、USB 2.0端子も備えている。
また、クレードル付きモデルがブルー、クレードルなしモデルがシルバーのカラーリングになる。そのほかの機能に大きな差異はない。
【1月10日】Electric Zooma! in CESレポート
■ パイオニア、世界初のWMA9 Pro対応のAVアンプを展示
パイオニアのブースでは、10月8日に発表されたばかりのWindows Media 9 Professional(WMA9 Pro)対応7.1ch AVアンプ「VSA-AX10Ai-N」を展示している。11月下旬に発売され、価格は50万円。 世界で初めて、WMA9 Proデコーダを搭載したAVアンプ。PCと同軸/光デジタルケーブルで接続することで、WMA9 Proフォーマットの音声をAVアンプでデコードし、再生できる。 ほかにも、付属のマイクを使って音場補正を行なう独自の「Advanced MCACC」システムや、i.LINKでデジタル音声のマルチチャンネル伝送を可能にする「アドバンスド・レゾリューション・デジタル・オーディオ・インターフェイス」を装備するなど、非常に多機能なアンプとなっている。
【10月8日】パイオニア、世界初のWMA9 Proデコーダを搭載したAVアンプ ■ 東芝、液晶ディスプレイが付いたMPEG-4サーバー 東芝のブースには、WPC EXPO 2003でも出展されたポータブルMPEG-4サーバー「POCKET RECORDER」が展示されている。20GB HDDとSDメモリーカードスロットを搭載。地上波アナログテレビチューナを搭載しており、HDDにMPEG-4形式で録画が可能。IEEE 802.11bの無線LAN機能も搭載しており、PCやMPEG-4ビューワーなどに無線で映像配信ができる。 以上の仕様はWPC EXPO 2003の時と同じだが、今回参考出展された機体には、新たに液晶ディスプレイが搭載されている。このディスプレイは取り外しが可能で、それ自体が無線LAN対応ビューワーとして機能するという。発売時期や価格などは依然として未定。
ほかにも、3.5型の有機ELディスプレイを搭載した次世代ビデオレシーバーを参考出品している。コンセプトモデルのため詳しい仕様は未定だが、動画ビューワ、携帯テレビなどをイメージしているという。
テレビなどの動画表示に最適化された応答速度と、色再現性を保持しながら、モバイル用途でも使える低消費電力を実現するとしており、有機ELディスプレイがモバイル端末にもたらす利点が強調されている。
■ ビクター、5インチベイに取り付けるDVテープ用ドライブ ビクターのブースでは、デスクトップパソコンの5インチベイに取り付けるDVテープ用ドライブを参考展示している。 DVミニカセットと、スタンダードカセットに対応したDVテープドライブ。パソコンとの接続はIEEE 1394の予定。DV/DVCAMフォーマットに対応し、HD記録フォーマット「HDV」もサポート予定。発売時期や価格などは未定だが、製品化の際にはHDV対応の編集ソフトなどとのセット販売となる見込み。
■ そのほか ルネサスのブースでは、SH-Linuxを使ったソリューションの1つとして、ポータブルHDDプレーヤーの開発ソリューションを展示。ミドルウェアでAACのエンコード/デコードに対応しており、CDからHDDへ4倍速でのリッピングが可能。暗号化技術(MISTY)を採用することで、HDD内の音楽データ保護も行なえるという。
□CEATEC JAPAN 2003のホームページ
(2003年10月10日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp/orimoto@impress.co.jp/yamaza-k@impress.co.jp]
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