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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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アキュフェーズ株式会社は、負荷1Ω時に650W×2chの定格出力が可能なステレオパワーアンプ「P-5000」を12月中旬に発売する。価格は58万円。 周波数特性や電流増幅率リニアリティに優れ、コレクター損失が150W、コレクター電流が15Aというトランジスタを採用。同素子を6パラレル・プッシュプルで構成することで、低インピーダンス化を図っている。 増幅方式にはカレント・フィードバック回路を使用。チャンネル当たりの定格出力は、650W(1Ω)、400W(2Ω)、200W(4Ω)、100W(8Ω)。内部両サイドに大型ヒートシンクを搭載しており、インピーダンスの低いスピーカーでも余裕を持ってドライブできるという。また、ブリッジ接続にも対応し、1,300W(2Ω)の大出力モノラル・パワーアンプとしても利用できる。 入力部には、同社のモノラルパワーアンプ「M-8000」や、ステレオパワーアンプ「P-7000」にも採用された独自の「MCS(Multiple Circuit Summing-up)回路」を採用。増幅ユニットを3回路並列接続することで低雑音化を図り、SN比や歪み率などが向上するという。 電源部のトランスは定格約1,000VAの大型トロイダル型を採用。アルミ電解コンデンサは、容量47,000μFを2基搭載する。 ゲイン・コントロールは、NFB量切替方式を採用。また、プリント基板の銅箔面やアース板、コンデンサ端子などの上から、金によるプレート化を実施。使用頻度の高い入力端子は約10倍の厚みを持たせた産業機器用の処理を施したほか、スピーカー端子は真鍮無垢材を削り出して金プレート化を行なっており、ノイズの低減と信頼性の向上を図っている。 フロントパネルには、動作と照明のON/OFFが可能な大型アナログパワーメーターを搭載。入力端子はBALANCE、UNBALANCE共に1系統を用意。Yラグやバナナ・プラグにも対応した大型のスピーカーターミナルを装備。また、リアパネルにモノ/ステレオ/ブリッジ接続の切り替えスイッチも用意する。 【主な仕様】
(11月14日現在、この製品に関する情報は掲載されていない) http://www.accuphase.co.jp/ □関連記事 【5月16日】アキュフェーズ、MCS回路を搭載したステレオパワーアンプ -低インピーダンス化を追求、負荷1Ω時に1,000W×2chの出力 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030516/accu.htm
(2003年11月14日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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