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ヤマハ、AVアンプ「DSP-Z9」にブラックモデルを追加


DSP-Z9B
2004年1月下旬発売

標準価格:50万円

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 ヤマハ株式会社は、AVアンプのフラッグシップモデル「DSP-Z9」のブラックモデル(B)を2004年1月下旬に発売する。受注生産となっており、価格は通常のゴールドモデル(N)と同じ50万円。

A&Vフェスタ2003で参考展示されたもの

 カラーリング以外の仕様は「DSP-Z9」と同じ。同社によれば、本体をブラックカラーにすることで「精悍で重厚な印象を演出すると同時に、光の反射を抑え、より画面に集中することが可能になる」という。

 「DSP-Z9」は、12月中旬に発売される同社のAVアンプのフラッグシップモデル。ドルビーデジタル EXやDTS-ES、DTS 96/24に加え、ステレオ/5.1chを7.1ch化する「ドルビープロロジック IIx」にも対応。また、THX Ultra 2規格に準拠している。

 7ch/各170W(定格)のパワーアンプと、プレゼンス(フロントエフェクト)用2ch/各50W(定格)パワーアンプを搭載し、総合定格出力は1,290W。

 ピュアオーディオ(2ch)再生時の音質を高めるため、CDプレーヤーなどの2chアナログ音声用の2chピュアダイレクト端子や、DVDプレーヤーなどの5.1chアナログ音声用のマルチチャンネルピュアダイレクト入力端子を搭載。アナログ接続のオーディオ信号をデジタル処理回路をバイパスし、最高の音質で再生するという。

 また、デジタル入力に対してもAD変換時のサンプリング周波数を従来の48kHzから96kHzに高めて、高音質化を図っている。オーディオDACはバーブラウン製の192kHz/24bit DACを全11ch分搭載する。

 i.LINK端子を2系統搭載し、SACDのDSD信号やDVDオーディオ信号をデジタル伝送可能。A&Mプロトコル(Audio & Music Data Transmission Protocol 2.0)に対応しており、SACDの対応機器を接続すると、DSDデータのままダイレクトにD/A変換する「DSDダイレクトモード」と、PCMに変換後DSPで音場補正を行なう2モードが選択できる。

 消費電力は700W。外形寸法は435×471×211mm(幅×奥行き×高さ)、重量は30kg。

□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/2003/03120501.html
□DSP-Z9の製品情報
http://www.yamaha.co.jp/product/av/prd/dspz9/newprd/
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030904/yamaha.htm

(2003年12月5日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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