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日立、輝度4,500ANSIルーメンの業務用液晶プロジェクタ
-垂直レンズシフトを搭載、輝度を落とした下位モデルも


CP-X1250J/X1200Jの外観は同じ
2004年1月より順次発売

標準価格:「CP-X1250J」998,000円
      「CP-X1200J」798,000円

連絡先:プロジェクタ本部 商品企画部
    Tel.045-866-6305


 株式会社日立製作所は、レンズシフト機構を備えた業務用液晶プロジェクタ2機種を発売する。発売日と価格は、輝度4,500ルーメンの「CP-X1250J」が2004年1月で998,000円、3,500ルーメンの「CP-X1200J」が798,000円。

 どちらも解像度1,024×768ドット、透過型の1型液晶パネルを採用。両モデルの違いは輝度のみで、そのほかの機能や本体サイズ、重量などは同じ。光源に310WのUHB(高圧水銀)ランプを採用し、明るい部屋でも鮮明な映像が投写できるという。

 レンズには垂直レンズシフト機能を搭載。電動ズーム機構付きで、明るさはF1.7~2.4。同梱する標準レンズ以外に4本のオプションレンズを用意し、100型で最短1.6mから最長14.8mまでの投写距離が選択できる。なお、レンズ交換はバヨネット式を採用し、交換が簡単に行なえるという。

 高画質化回路は、プログレッシブLSIや、3次元Y/C分離回路、ノイズリダクション機能などを搭載。さらに、フィルム映像を自動感知し、滑らかな映像を実現するという「フィルムモード」も備える。

 また、Ethernet端子も装備しており、ネットワーク経由での電源のON/OFFやランプ使用時間の管理が行なえる。さらに、同社のページで配布予定の専用アプリケーションを使用すれば、リモコンと同様の操作がネットワーク経由で行なえるという。

 映像入力は、デジタルRGBのM1-D(DVI/USB)が1系統、アナログRGBがミニD-sub 15ピン、BNCの計2系統、コンポーネント、S映像、コンポジットを各1系統備える。音声入力はステレオミニを2系統、RCAを1系統用意。映像出力は、ミニD-sub15ピンのRGBを1系統、音声出力はステレオミニを1系統備える。また、出力1W×2chのステレオスピーカーも内蔵している。

 外形寸法は420×320×150mm(幅×奥行き×高さ)。重量は7.7kg。M1-D/DVI・USB変換ケーブルや、RGBケーブル、AVケーブル、レーザーポインタ付きリモコンなどを同梱する。

□日立製作所のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/031212.html
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(2003年12月12日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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