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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は17日、2003年11月までの地上デジタル受信機国内出荷実績を発表した。 地上デジタル放送対応テレビの出荷台数は合計28万9,000台で、内訳はCRTテレビが12万2,000台、PDPが5万6,000台、液晶テレビが11万2,000台となっている。単体チューナは2万2,000台で、対応機器の合計は31万1,000台。 11月単月では、地上デジタル液晶テレビが4万1,000台で、10型以上の液晶テレビの約3割、地上デジタルPDPテレビは2万2,000台で、民生用PDPの約7割を占めたという。
また、2003年の国内電子工業生産見込み、2004年電子工業生産見通しもあわせて発表された。 2004年の電子工業全体の生産額は、民生用電子機器と産業用電子機器、電子部品・デバイスともに前年を上回る見通しで、前年比106.5%の20兆3,137億円。民生用電子機器は同111.5%の2兆5,330億円を予測している。 民生用電子機器の内訳は、映像機器が前年比117.3%の2兆2,750億円、音声機器が同77.3%の2,580億円。映像機器の内訳は、テレビが前年比148%の6,040億円、DVDやビデオが同135%の1,620億円、デジタルカメラが同111.9%の3,960億円を見込んでいる。 2003年の生産実績は、民生用が前年比114.9%の2兆2,726億円、産業用が同101.3%の7兆6,030億円、電子部品・デバイスが同107.6%の9兆2,066億円と予測され、電子工業全体では同105.8%の19兆0,823億円になる見通し。 JEITAの佐々木元会長は、「デフレや高い失業率など不安要因はあるが、景気は持ち直しつつある。2003年は、PDPや液晶テレビ、DVDレコーダ、デジタルカメラ、カーナビなどの製品が好調に推移し、前年比で105.8%と当初予測を上回った。2004年もこの傾向は続くと予測している」と説明した。
□JEITAのホームページ (2003年12月17日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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