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ソニー、「Hi-MD」対応MDウォークマンとサウンドゲート
−PC用Hi-MDドライブとしても利用可能


MZ-NH1(左)、MZ-NH3D(右上)、MZ-EH1(右下)

6月発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニーは、従来のMDディスクで300MB、専用メディアで1GBの記録が可能な「Hi-MD」規格に対応した「MDウォークマン」3機種と、デスクトップオーディオ「サウンドゲート」1機種、Hi-MDメディアを6月より発売する。価格はすべてオープンプライス。

 また、Hi-MD対応の1GB MDメディア「HMD1G」も同時に発売され、価格はオープンプライス、店頭予想価格 は700円前後の見込み。


■ Hi-MD対応MDウォークマン3モデル

 Hi-MD対応のMDウォークマンは、再生専用の「MZ-EH1」、USB接続対応の録再機「MZ-NH1」、USB接続対応の再生専用機「MZ-NH3D」の3モデルが用意される。店頭予想価格はMZ-EH1が3万円前後、MZ-NH1が45,000円前後、MZ-NH3Dが35,000円前後の見込み。

リモコンは3モデル共通

 Hi-MDフォーマットの再生に対応したMDウォークマン。従来のMDフォーマットのディスクの再生も可能となっている。Hi-MD規格では、現行の80分MDディスクに最長13時間30分(ATRAC3plus 48kbps)、「HMD1G」利用時には最長45時間(ATRAC3plus 48kbps)の記録が可能。

 全モデルに「微細な音を忠実に再現する」というHDデジタルアンプを搭載するほか、ATRAC/ATRAC3用DSP TYPE-Sを採用するなど高音質化を図った。リモコンも3モデル共通で、バックライト付きカナ漢字表示対応3行ジョグダイヤルリモコンを採用する。なお、発売が半年後ということもあり、バッテリ駆動時間などの詳細な仕様は未定となっている。


MZ-NH1

 「MZ-NH1」は、録音機能を搭載したMDウォークマン。本体での録音のほか、付属のパソコン用ソフト「SonicStage Ver.2.0」(Windows 98 SE/Me/2000/XP対応)により、パソコンで作成したオーディオデータの転送などが行なえるほか、音楽配信サイト「レーベルゲート」に直接アクセスして、楽曲の購入が可能。

 パソコンからの転送速度は最大100倍速(ATRAC3plus 48kbps)。なおSonicStageでは、リニアPCMで音楽CDをリッピングすることはできない。

 また、Hi-MDではファイルフォーマットにFATを採用しており、USBでパソコンと接続すると、パソコンのデータストレージとしても利用できる。なお、USB 1.1までのサポートとなり、USB 2.0には対応していない。


SonicStage Ver.2.0 SonicStage Ver.2.0からレーベルゲートにアクセスできる パソコンからMZ-NH1にアクセスすると通常のUSBストレージとして認識される。ただし、オーディオデータには暗号化が施されている

 MZ-NH1にはUSB端子のほか、ライン出力、マイク入力、アナログ音声入力、光デジタル音声入力を装備。単体で録音機能を備え、リニアPCM、ATRAC3plus 64/256kbpsの3モードから選択して録音できる

 バッテリは、リチウムイオン充電池が1本付属。USB端子を備えたクレードルも付属する。最大外形寸法は約83.8×16.7×76.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約95g(電池含む)。

MZ-NH1の側面。光デジタル入力などを装備する 左側面にはボリュームコントローラなどを装備

MZ-NH3D

 「MZ-NH3D」は、パソコンとのUSB 1.1接続に対応したMDウォークマン。SonicStage Ver.2.0によるオーディオの転送に対応するほか、パソコンのデータストレージとしても利用可能。本体での録音機能は装備しない。

 バッテリはリチウムイオン充電池が1本付属。USB端子を備えたクレードルも付属する。最大外形寸法は約84×15.2×76.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約96g(電池含む)。

 「MZ-EH1」は再生専用のMDウォークマン。ボディカラーはシルバーとブラックが用意される。バッテリはリチウムイオン充電池が1本付属。最大外形寸法は約75.9×13.5×82.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約79g(電池含む)。

MZ-EH1 HMD1G



■ Hi-MD対応サウンドゲート

LAM-X1

 「LAM-X1」は、デスクトップオーディオ機器「サウンドゲート」のHi-MD対応第1弾。店頭予想価格は6万円前後の見込み。

 縦型のCD/MDスロットを採用したオーディオシステムで、本体には4行漢字表示対応ディスプレイを装備。本体のジョグダイアルでの選曲操作を容易にしたという。USB 1.1端子も装備している。

 Hi-MD対応MDウォークマンと同様にHDデジタルアンプやDSP TYPE-Sを搭載。3Dプロセッサ「Virtual Phone Technology」や、2ウェイスピーカーで発生する周波数特性や位相特性、遅延時間差をデジタル信号処理技術により補正する「リニア・フェーズ・スピーカー機能」も備えている。

 本体でのCDからMDへの録音のほか、SonicStage Ver.2.0もバンドルされ、USBで接続したパソコンからの音楽転送にも対応する。

 スピーカーは8cmフルレンジユニットと2.5cmツィータから構成される2ウェイスピーカー。リモコンも付属する。最大外形寸法/重量は、本体が80×231×226mm(幅×奥行き×高さ)/1.1kg、スピーカーが96×193×163mm(同)/1.9kg。


 発表会では、ソニーマーケティング株式会社の宮下次衛代表取締役社長が、Hi-MD機器への意気込みを語り、「ビデオウォークマンや、デジタルスチルカメラへの応用も考えている。従来のMDの置き換えはもちろん、映像商品などへの拡大も目指していきたい」と語った。

 なお、他社へのライセンス展開については、「今までのMDと同様にオープンにやっていく。現在MDでは80社のライセンシがいるが、既にシャープ、ケンウッド、オンキヨーなどの数社がHi-MDを検討していると聞いている。また、ジャストシステムも対応ソフトを検討している(ソニー ネットワークCE開発研究所 5グループ 今井勉統括部長)」という。

 同社が発売している、ポータブルCDプレーヤーやシリコンオーディオプレーヤーとの市場を食い合うのでは? との質問には、「それぞれの製品に特徴があり、使い方の違いや異なる価値があると思う。Hi-MD対応機器では、特にパソコンや音楽配信サービスとの親和性の向上を図っている(今井統括部長)」との見解を示した。

発表会場で展示されたコンセプトモデル

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200401/04-0108/
□Hi-MDのページ
http://www.sony.co.jp/Products/Hi-MD/
□関連記事
【1月8日】ソニー、1GB記録が可能なMD新規格「Hi-MD」
−従来のMDディスクは305MBに拡張。ATRAC3plusとPCMに対応
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040108/sony1.htm

(2004年1月8日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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