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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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松下電器は8日(現地時間)、Las Vegas Hilton HotelでAVC社長の大坪文雄専務取締役による基調講演を行なった。その中で「Lifestream」というコンセプトを紹介。ハイビジョン対応のAVサーバーや電力線通信などをデモンストレーションした。
さらに大坪氏は「Simple-Fiなデジタル技術のためには、まず消費者の意見を聞く必要がある」と説明。「人生のためのアイデア」(ideas for Life)のために、「生活からのアイデア」(ideas from Life)をくみ上げることの重要性を説いた。
その上で、具体的な消費者の要望として「操作が難しい」、「コードが絡まって見苦しい」といった例を列挙。消費者の悩みに対応するという開発中のコンセプトモデルを「lifestream」というキーワードとともに紹介した。
まず、すでに発表済みのSDメモリーカード記録のDVCPROカメラ(P2)の存在をふまえ、D-snap並みのサイズのSDメモリーカードカメラを紹介。録画したものをAVサーバーからワイヤレス接続のクライアントで再生するというデモを実施した。また、ワイヤレス伝送機能が付いたPDAやAV機器用リモコンを披露するなど、無線接続による簡便性を強調した。
そのほか、発表したばかりのフラットテレビ「VIERA」、DVDレコーダ「DIGA」などを紹介、好評を博した。
■ ブースのメイン展示となったVIERA
VIERAのラインアップは日本国内モデルとほぼ同じ。プラズマテレビは50V型の「TH-50PX25U/P 」、42V型「TH-42PX25U/P」、37V型「TH-37PX25U/P」を発表した。本体デザインも国内モデルそのままのチューナ一体型。 現行国内モデル「TH-50PX20」などとの違いは、背面にHDMI入力を1系統備えるなど、入出力端子の種類が一部異なる。チューナはデジタル放送のATSC方式に対応し、米CableCARDのケーブルテレビ用認証にも対応、STBなしでのHD受信も行なえる。 価格は、50V型が8,499.95ドル、42V型が5,999.95ドル、37V型が4,999.95ドル。発売時期は50V型と42V型が4月、37V型が6月を予定している。 液晶テレビは4:3モデルを含め5製品を発表し、そのうち16:9パネルの製品は、32V型「TC-32LX20」、26V型「TC-26LX20」となっている。32V型、26V型ともに発売は4月。
こちらも解像度などのパネル性能などは国内モデルと大きな差異はない。また、HDMI入力を装備する。
□ニュースリリース(英文)
【2003年8月21日】松下、地上デジタルチューナ搭載32/26/22V型液晶TV
■ EPG搭載DIGAも出品 DIGAシリーズは、120GB HDD搭載のハイブリッド機「DMR-E85H」、DVD単体機の「DMR-E55」と「DMR-E65」などを新たに発表した。 E85、E55、E65の特徴は、EPGの「TV Guide On Screen」を搭載すること。また、DMR-E85HにはDVD-R時最大32倍速、DVD-RAM時最大24倍速の高速ドライブを装備している。なお、国内DIGAの現行モデルはDVD-Rが24倍速、DVD-RAMが最大12倍速。 EPG以外の基本機能はDMR-E50やE80Hを踏襲し、DVDオーディオに加え、MP3の再生が可能。なお、E65とE55の違いは、E65はSDメモリーカードスロットとPCカードスロットを装備すること。また、E55はブラックモデルも展示された。 店頭予想価格はE85Hが799.95ドル、E65が599.95ドル、E55が449.95ドル。発売時期はE85Hが5月、E65が6月、E55が4月。日本での発売予定は今のところはない。
□ニュースリリース (2004年1月9日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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