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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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キヤノン株式会社は、光学22倍ズームレンズを搭載したDVカメラ「FV50 KIT」と、光学18倍ズームの「FV400 KIT」を2月上旬より発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は「FV50」が75,000円前後、「FV400」が65,000円前後の見込み。 両機種ともに、バッテリ、ACアダプタ、PC接続キットなどを同梱したアクセサリキットが標準で付属する。さらに、FV50 KITのアクセサリキットにはワイヤレスリモコンや、USBケーブル、8MB SDカードなども同梱される。 ■ FV50 KIT
FV50 KITは、2003年2月上旬に発売した「FV40 KIT」の後継機。従来モデルと共通イメージの筐体デザインを採用しながら、外形寸法53×139×95mm(幅×奥行き×高さ)、重量が約485g(本体のみ)/約575g(撮影時)に小型軽量化され、体積比で約80%となっている。なお、外部マイク入力端子が省かれている。 CCDやレンズに変更は無く、1/6型68万画素(有効34万画素)CCDを採用。レンズは光学22倍ズーム、F1.6~F3.6。35mm換算の焦点距離は約54~1,188mm(テープ)/約48~1,056mm(カード)。 従来モデル同様に画像処理LSIに「DIGIC DV」を搭載。SD/MMCカードスロットを装備し、静止画(JPEG)や動画(Motion JPEG)の記録も可能となっている。静止画の記録解像度は640×480ドット/1,024×768ドット。従来最大解像度で連続10秒までだったMotion JPEG記録は、連続60分までの記録が可能になった。
モニタは、約11.2万画素2.5型TFT液晶を採用。約11.3万画素0.33型液晶ビューファインダも装備する。暗所撮影機能も強化され、スローシャッターによる「ナイトモード」と、本体内蔵白色LEDを補助光として照射する「スーパーナイトモード」に加え、ワンボタンでLEDを常時発光させる「ナイト+モード」が新たに追加された。なお、最低被写体照度はFV40の1.6ルクスから、約2ルクスとなっている。 肌の色を検知して、ソフトフォーカスをかけ、肌色をなめらかに撮る「美肌モード」も搭載。USB端子を装備し、記録した静止画画像を対応プリンタでダイレクトにプリントできる「PictBridge」も搭載している。
広角側の不足を補うために、0.6倍の「ワイドアタッチメント」も同梱する。アタッチメントはカメラ側のズームが広角端の時のみ利用可能で、利用時の35mm換算焦点距離はテープ記録時で32mm、カード記録時で29mmとなる。 消費電力も従来モデル比で約20%の低減を実現し、付属バッテリ「BP-508」利用時の連続撮影時間は約125分(ビューファインダ利用時)/約85分(液晶モニタ利用時)。 アクセサリキットには、通信ソフトウェア「DV Messenger 2」も付属。DV Messenger 2を利用することで、インターネット経由でテレビ電話や、相手のビデオカメラの操作、音声/動画のストリーム記録が行なえる。 ■ FV400 KIT
2003年2月中旬発売の「FV300 KIT」の後継機で、DVエントリーユーザーをターゲットとしている。FV300 KITとの大きな違いは、筐体の小型/軽量化が行なわれたこと。外形寸法は53×139×95mm(幅×奥行き×高さ)で、奥行きと高さが各8mm、幅は約5mm小型化。重量は約485g(本体のみ)で、約40g軽量化されている。 デザインはFV50 KITとほぼ同じで、筐体サイズ/重量も共通。FV50との違いは、レンズが光学18倍(F1.6~2.9/35mm換算焦点距離 約54~972mm)となっていること。また、SD/MMCスロットやS映像端子などが省略されている。
□キヤノンのホームページ (2004年1月15日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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