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シャープ、初の地上デジタル録画対応ハイブリッドレコーダ
-コピーワンスの番組もi.LINK経由でムーブ可能
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DV-HRD20 |
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シャープ株式会社は、初の地上/BS/110度CSデジタルチューナ内蔵のハイブリッドレコーダ「DV-HRD20」と「DV-HRD2」を発表した。発売時期は、250GB HDDのDV-HRD20が3月15日、160GB HDD搭載のDV-HRD2が2月5日。価格は共にオープンプライスで、店頭予想価格はそれぞれ20万円前後、18万円前後になる見込み。
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DV-HRD2 |
地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタルチューナを内蔵し、HDDにハイビジョン映像を録画できるハイブリッドレコーダ。2003年3月発売の「DV-HRD10」の後継機にあたる。
HRD20とHRD2の違いは搭載HDDの容量のみ。どちらもDVDレコーダ部にはDVD-R 4倍速、DVD-RW 2倍速のDVD-R/RWドライブを採用する。DVD部はプログレッシブ出力にも対応する。
HRD10では、デジタル放送はHDDへのダイレクト録画(MPEG-2 TS)のみ可能だったが、今回からFINE/SP/LP/EPにダウンコンバートした上で、DVD-RW(CPRM対応、VRフォーマット)やHDDに録画できるようになった。
また、HDDに録画したデジタル放送の番組をi.LINK(TS)端子を使ってD-VHSなどにダビング可能。1回のみ録画可能な番組については、ムーブ(移動)で対応する。さらにHDDへはデジタルラジオも録音できる。
記録可能なディスクは、DVD-R、DVD-RW。HDDに録画したハイビジョン映像をDVDに書き出すと、HRD10同様、480iにダウンコンバートされる。
なお、HDDに録画した地上デジタル放送などのコピーワンスコンテンツを、ダウンコンバートした上でDVDにムーブ(移動)することも可能。
録画時間
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録画モード |
録画時間 |
DV-HRD20 |
DV-HRD2 |
DVD-R/RW (共通) |
デジタル放送 (デジタルダイレクト録画) |
ハイビジョン(HD) |
約21時間 |
約13時間 |
- |
スタンダード(SD) |
約63時間 |
約40時間 |
ラジオ |
約464時間 |
約295時間 |
デジタル放送 アナログ放送 外部入力 |
高画質(FINE) |
約59時間 |
約37時間 |
約1時間 |
標準(SP) |
約104時間 |
約66時間 |
約2時間 |
2倍(LP) |
約209時間 |
約133時間 |
約4時間 |
3倍(EP) |
約314時間 |
約200時間 |
約6時間 |
HDDからDVDへのダビング時には、高速ダビングに加え、32段階のレート変換ダビングも利用できる。また、ディスクの空き容量に合わせてビットレートを自動調節する「ジャストダビング」や、ダビング開始時刻を予約指定できる「ダビング予約」機能も搭載している。
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DV-HRD20のリモコン |
電子番組表(EPG)は地上/BS/110度CSデジタル放送のみ対応。地上アナログ放送のEPGは利用できない。
その代わり、DV-HR300などで採用していた「かんたん画面予約」を搭載。時刻とチャンネルのマトリックスをリモコン操作で指定する予約方法で、簡単な予約録画操作が可能という。アナログ放送ではGコード予約にも対応。そのほか、HRD10で不可能だったデジタル放送の日時指定予約も可能になった。
フレーム単位での編集機能も搭載し、チャプタ分割、シーン消去、プレイリスト編集などが行なえる。また、直前の操作1回分なら編集取消(アンドゥ)も可能。ただし、デジタルダイレクト録画(MPEG-2 TS)やビデオフォーマットの場合、プレイリストは作成できない。
そのほか、DVD-RWディスクのファイナライズ解除やサムネイル画像付きメニュー画面の作成などが可能。DV入力端子からのデジタルダビングやPCM音声記録(FINEモードのみ)にも対応し、3次元DNR、3次元YC分離、TBCといった高画質化回路や、オーディオ専用のオペアンプと電解コンデンサを採用する。なお、リモコンの主要ボタンは蓄光式となっている。
主な仕様
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DV-HRD20 |
DV-HRD2 |
HDD |
250GB |
160GB |
録画メディア |
DVD-R、DVD-RW |
再生メディア |
DVD-R/RW、DVDビデオ、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW(JPEG可)、DVD+R/+RW(ビデオフォーマット) |
記録形式 (HDD) |
映像:MPEG-2(映像) 音声:AAC、ドルビーデジタル(2ch)、リニアPCM(2ch) |
記録形式 (DVD-R/RW) |
映像:MPEG-2(映像) 音声:ドルビーデジタル(2ch)、リニアPCM(2ch) |
受信チャンネル |
地上デジタル:000~999ch BSデジタル:000~999ch 110度CSデジタル:000~999ch VHF:1~12ch UHF:13~62ch CATV:C13~C63ch |
アンテナ入出力 |
地上デジタル入力×1 BS/110度CSデジタル入力×1 地上アナログ入力×1 地上デジタル出力×1 BS/110度CSデジタル出力×1 地上アナログ出力×1 |
入出力 |
i.LINK(MPEG-2 TS)×1 DV入力×1 S映像入力×2 コンポジット入力×2 アナログ音声入力×2 D4出力×1 S映像出力×1 コンポジット出力×1 光デジタル出力×1 アナログ音声出力×2 Ethernet(10BASE-T)×1 |
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) |
430×260×78mm |
重量 |
5.1kg |
□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/040115-1.html
□関連記事
【リンク集】ディスクビデオレコーダリンク集(ハイブリッド)
http://av.watch.impress.co.jp/docs/link/recorder.htm#3
【2003年10月7日】CEATEC 2003 会場レポート 3
-ビクター、シャープが新ハイブリッドレコーダを参考展示
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20031007/ceat05.htm
【2003年3月6日】シャープ、180GB HDDを搭載したハイビジョンレコーダ
-i.LINK接続機能を強化し、外部機器との連携が可能に
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030306/sharp1.htm
(2004年1月15日)
[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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