プラスビジョン、世界最薄プロジェクタ「V3-111」を発売中止

　プラスビジョン株式会社は26日、DLPデータプロジェクタ「V3-111」の発売を一旦中止すると発表した。一部の部材が調達困難となったため。状況が改善するまで発売を見合わせる。

V3-111

　V3-111は、世界最薄35mmのモバイルDLPプロジェクタ。レンズ部の収納に新開発のリトラクタブル機構を採用し、移動時などに本体をフラットにできるのが特徴。

　2003年10月の発表当初、11月下旬の発売を予定していたが、設計変更のため、発売が1月下旬に延期されていた。

　同社では「一旦受注を停止し、状況が改善され次第、改めて発売を検討する」としている。

　なお、上位機種の「V3-131」は継続して発売する。両モデルの違いはDMDで、V3-131が0.7型1,024×768ドット、V3-111が0.55型800×600ドットを採用する。

□プラスビジョンのホームページ
http://www.plus-vision.com/
□ニュースリリース
http://www.plus-vision.com/jp/information/2004/0126_v3.html
□関連記事
【2003年11月28日】プラスビジョン、世界最薄DLPデータプロジェクタを発売延期
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20031128/plus.htm
【2003年10月17日】プラスビジョン、世界最薄35mm厚のDLPプロジェクタ
－新開発の「リトラクタブル機構」を採用
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20031017/plus.htm

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

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