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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社ペガシスは、エンコードソフトウェアの次世代バージョン「TMPGEnc 3.0 XPress」において、Intelの最新Pentium 4プロセッサ「Prescott(コード名)」に対応し、拡張命令の「ストリーミングSIMD拡張命令3(SSE3)」を正式サポートすると発表した。
TMPGEnc 3.0 XPressは、現在販売しているMPEGエンコードソフト「TMPGEnc Plus 2.5」の次世代バージョンで、インターフェイスを一新するなど、大幅な変更が加えられる。現在は従来バージョンのユーザー向けにベータテストを行われており、製品の発売は今春を予定している。 「Prescott」は、90nmプロセスルールを採用した最新のPentium 4プロセッサ。低電力トランジスタ、歪みシリコン、銅配線、低誘電(Low-K)層間絶縁膜を採用したほか、L2キャッシュが1MBに倍増され、「SSE3」と呼ばれる13の新命令が追加されている。 今回TMPGEnc 3.0 XPressでは、SSE3の新命令のうち、メモリアクセスを強化する命令を利用して、MPEG-1/2エンコーダを中心として最適化を行なっている。特に動き検索の高速化では、SSE3が大きな効果を発揮するという。 これらにより、「動き検索時のメモリアクセス処理」や、「プログラム全体のメモリアクセスペナルティの軽減」、「HTテクノロジ Pentium 4 との単体性能比較によるコード最適化」などの高速化が行なわれた。 同社ではベンチマーク結果も公表している。動き検索を「高精度」とし、6MbpsのMPEG-2(CBR)のファイルを作成した際の所要時間は、3GHzのPresscotでSSE3無効時で、2分13秒だったものが、SSE3を有効にすると2分に短縮されるという。 □ペガシスのホームぺージ (2004年2月3日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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