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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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シャープ株式会社は、無線LAN機能を強化したAVサーバー「HG-02S」を2月20日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後の見込み。 2003年3月に発売したAVサーバー「ガリレオ(HG-01S)」の後継機となる製品。ボディデザインを引き継ぎながら、HDDを120GBから160GBに強化したほか、無線LANルータ機能もIEEE 802.11g(最大54Mbps)に高速化するなどの強化が図られた。 従来モデルと同様にADAMS-EPG+を利用したiEPG録画予約に対応。録画形式はMPEG-2で、高画質(8Mbps)、標準(4Mbps)、長時間(2Mbps)の各モードが用意される。録画したMPEG-2の出力方法としては、S映像端子とコンポジット端子(各1)によるビデオ出力と、ネットワーク上のパソコンへのストリーミング出力が用意されている。
従来モデルと同様にMPEG-2の映像をMPEG-4に変換し、パソコンへ送信する機能も搭載している。新たに低解像度のモードも追加され、画質モードは高(320×240ドット/10fps/384kbps)/中(320×240ドット/10fps/288kbps)/低(160×120ドット/10fps/288kbps)/の3モードとなった。 また、本体前面のPCカードスロットを経由し、MPEG-4を各種メモリカードに記録することも可能。なお、MPEG-4へのエンコード時間は従来モデルと同等で、ソースとなる実時間の3.5~6倍程度かかる。変換中はMPEG-2での録画も不可能。 従来モデルと同様に、携帯電話からの録画予約にも対応するほか、新たに同社製PDAのLinux対応Zaurus(CL-C860/C760/C750)から自宅内のガリレオに接続可能とするソフト「Media Palette for Zaurus」を搭載。 外出時にもザウルスからガリレオにアクセスし、録画したMPEG-4映像をダウンロードできるほか、録画予約や予約確認も行なえる。 なお、従来モデルでのZaurus対応については「検討中」(情報通信事業本部 液晶プロジェクトチーム チーフ 桃井恒浩氏)としている。
外出先からの録画予約は、同社の提供するダイナミックDNSサービスへの登録が必要となる。ルータ機能は、PPPoE、DHCP、NAT、IPマスカレード、パケットフィルタリング、ファイアウォール、UPnPなどをサポート。ダイナミックDNSやVPNに対応する。携帯電話で撮影した静止画をガリレオにアップロードし、Web上に公開する「アルバム機能」やファイル共有機能「メディアコンテナ」も搭載している。 テレビチューナは、地上アナログとCATV(C13~C63ch)に対応。S映像、コンポジット入/出力を各1系統搭載。音声はアナログ入出力を1系統ずつ備える。D端子やコンポーネント出力などは備えていない。 ネットワーク接続用のインターフェイスは、無線LAN(IEEE 802.11b/g)のほか、RJ-45×2系統(LAN、WAN)を装備する。縦置き用のスタンドも付属。外形寸法は342×260×85mm(幅×奥行き×高さ/横置きスタンド利用時)、重量は3.4kg。
□シャープのホームページ (2004年2月10日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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