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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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シャープ株式会社は、HDDへの地上波テレビ録画や、パソコンへのMPEG-4送信が可能な無線LAN内蔵ホームサーバー「HG-01S」を2月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後の見込み。対応OSは、Windows 98 SE/Me/2000/XP。 HG-01Sは、IEEE 802.11b無線LANステーション機能や、VPNおよびダイナミックDNSサービス対応のサーバー機能などを搭載した120GB HDD内蔵ホームサーバー。OSにはLinuxを採用している。CATV対応の地上波チューナも搭載し、テレビ番組を高画質(8Mbps)、標準(4Mbps)、長時間(2Mbps)の各モードでMPEG-2記録できる。MPEG-2の記録解像度は720×480ドット。1.5倍速再生機能も装備する。
録画したMPEG-2の出力方法としては、S映像端子とコンポジット端子(各1)によるビデオ出力と、ネットワーク上のパソコンへのストリーミング出力が用意されている。ホームネットワーク内のほか、ネットワーク接続できる環境なら外出先でも視聴が可能。
さらに、キーワードや視聴頻度から、おすすめの録画番組をリストアップする「番組ナビ」や、番組の関連ページにアクセスできる「Web検索」なども利用でき、自動録画も可能。なお、パソコンでのテレビのライブ視聴や、テレビでのWebブラウズもサポートしている。
また、MPEG-2で録画した番組をMPEG-4に変換し、パソコンへ送信する機能も搭載している。MPEG-4の解像度は320×240ドット。さらに、本体前面のPCカードスロットを経由し、MPEG-4を各種メモリカードに記録することも可能。USB出力も可能で、クレードル接続した同社のノートパソコン「PC-MM1」へのMPEG-4録画にも対応する。
ルータ機能は、PPPoE、DHCP、NAT、IPマスカレード、パケットフィルタリング、ファイアウォールなどをサポート。ダイナミックDNSやVPNにも対応している。携帯電話で撮影した静止画をHG-01にアップロードし、シャープスペースタウンのダイナミックDNSサービスを使ってWeb上に公開する「アルバム機能」も搭載している。また、ネットワークを介したソフトアップデート機能も備えている。
外形寸法は342×236×85mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.3kg。縦置き用のスタンドも付属する。ビデオ入力はS映像、コンポジットを各1系統搭載。音声はアナログ入出力を1系統ずつ備える。ネットワーク接続用のインターフェイスは、IEEE 802.11bのほか、RJ-45×2系統(LAN、WAN)を装備する。 MPEG-4変換機能とIEEE 802.11bの標準搭載は、先行する各社のデジタルビデオレコーダにはない訴求ポイント。ただし、3次元Y/C分離、ノイズリダクション、ゴーストリダクションといった高画質化機能を搭載しておらず、アナログBSチューナも内蔵していない。
□シャープのホームページ (2003年1月17日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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