オーディオテクニカ、光デジタルヘッドフォン －BTLデジタルアンプを内蔵。96kHzにアップサンプリング

ATH-D1000

2月21日発売 標準価格 ： オープンプライス 連絡先 ： 相談窓口 Tel.042-739-9161

　株式会社オーディオテクニカは、光デジタル入力とデジタルアンプを内蔵した密閉型ヘッドフォン「ATH-D1000」を2月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,000円前後と見られる。

　光デジタルケーブルを直接接続できるヘッドフォン。ハウジングにアンプを搭載し、CD/DVDプレーヤーなどの光デジタル音声をそのまま入力して再生できる。

　対応する入力は32/44.1/48kHzのPCMで、96kHzにアップサンプリングして再生される。アンプはPWM方式のデジタルアンプ。最大出力レベルは42mW×2ch(32Ω)となっている。入力端子は丸型で、角型－丸型プラグの光デジタルケーブル(3m)が付属する。

　ネオジウムマグネット、CCAWボイスコイル採用の53mm径ドライバを採用。出力音圧レベルは105dB/mW。空気のバネを有効に使い、伸びのある低音を実現するという「DADS(Double Air Damping System)」も搭載している。

　イヤパッドはソフトレザーで、ウイングサポートも採用。ヘッドフォン本体に電源スイッチやボリュームスイッチを装備する。電源は単4ニッケル水素電池2本、または単4アルカリ電池2本を使用。ニッケル水素電池での持続時間は約8時間、アルカリ電池では約10時間。ニッケル水素電池2本と充電器が付属する。

　約30秒間入力がないと自動的に電源がOFFになる「オートパワーオフ機能」や、電源OFF前の音量レベルを記憶する「ボリュームメモリー機能」も装備。重量は350g(電池、ケーブル除く)。

(2004年2月13日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

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