| ||
|
◇ 最新ニュース ◇
|
||
|
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
ソニーは、記録メディアに8cm DVD-R/RWを採用した「DVDハンディカム」2機種を3月20日に発売する。価格は共にオープンプライスで、店頭予想価格は「DCR-DVD201」が13万円前後、「DCR-DVD101」が11万円前後と見られる。 バッテリ「NP-FM50」やACアダプタなどは付属しているが、キャリングケース、8cm DVD-RW1枚、「NP-FM50」などをセットにしたアクセサリーキット「ACC-DVDM」も1万円で発売する。
同時に、8cm DVD-Rメディア「DMR30」と8cm DVD-RWメディア「DMW30」も発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はそれぞれ800円前後、1,200円前後の見込み。
片面1.4GBの8cm DVD-R/RWを使用するDVDビデオカメラ。8cm DVD-RAMと8cm DVD-Rを採用したカメラは日立と松下電器が発売済みだが、8cm DVD-RWの採用モデルは国内初となる。DVD-Rへはビデオモード、DVD-RWへはビデオモード、またはVRモードで記録する。音声はドルビーデジタル。 DVD201とDVD101の違いは本体カラーおよびCCD画素数で、DCR-DVD201が1/5型107万画素(動画69万・静止画100万)、DCR-DVD101が1/6型68万画素(動画・静止画共に34万)のCCDを採用。静止画の記録解像度はDVD201が1,152×864ドット、DVD101が640×480ドット。そのほかに機能的な差異はない。レンズは光学10倍のCarl Zeiss「Vario-Tessar(バリオテッサー)」。 DVD-R/RWの全モード(HQ/SP/LP)でVBR記録に対応するのが特徴。なお、日立や松下電器のDVD-RAM対応機は、DVD-RAM記録時で最高レート時のみVBRとなっている。
また、シーンの削除、並び替え(VRモードのみ)といった編集作業を本体で行なえるほか、静止画の撮影も可能で、JPEGファイルとしてディスク上に保存可能。そのほかにも、本体でスライドショー再生が行なえ、ファイナライズ時にはDVDプレーヤーで再生可能な静止画スライドショーも作成できる。 付属バッテリ「NP-FM50」での連続撮影時間は、DCR-DVD201が1時間55分、DCR-DVD101が2時間15分(共にビューファインダーON時)。 そのほかにも、USB 2.0端子を備え、パソコンに動画・静止画を転送できる。外形寸法は両モデルとも同じで、50.5×136×88mm(幅×奥行き×高さ)、重量は500g(本体のみ)。日立の最新機種「DZ-MV580」と比べて幅が14mm、奥行きが21mm少ない。 同時発売の8cm DVD-R、8cm DVD-RWはカートリッジレスで、記録容量は片面1.4GB。DVD-RWはVRモードで、DVD-RとDVD-RWはビデオモードで記録する。本体で編集やファイナライズも可能。 なお、すでに市場に出回っているマクセル製の8cm DVD-R(DR30.1Pなど)については、「当社製メディアの使用を強く推奨する」としている。また、プレイステーション 2などディスクトレイが縦配置になるプレーヤーの一部や、スロットイン方式のプレーヤーの一部では8cmメディアが挿入できないケースがある。スロットイン採用のPSX、DVP-F15、DVP-F25は再生が可能。 同社は米国で2003年よりDVDビデオカメラ「DCR-DVD200」を発売していた。今回の製品はDCR-DVD200の後継機。
□ソニーのホームページ (2004年2月19日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|