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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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オンキヨー株式会社は、GracenoteのMusicID技術を採用したオーディオジュークボックスソフト「CarryOn Music Ver.4.00(COM-400)」を3月下旬より、直販サイト「e-onkyo.com」でダウンロード販売開始する。 COM-400は株式会社デジオンと共同開発したジュークボックスソフト。従来e-onkyo.comで販売していた「CarryOn Music Ver.3.50(COM-350)」やリモコン付属の「COM-350RP」、AVレシーバー「MA-700U(S)」のバンドルソフト「CarryOn Master Ver.3.70」のバージョンアップ版として販売され、単体発売は行なわない。価格は2,000円。対応OSはWindows 2000/XP。 COM-400では、アナログ音源からデジタル録音したデータを解析し、自動的に曲名を取得できるGracenoteの「MusicID」技術を採用した。MusicIDを搭載したソフトウェアは、CarryOn Music Ver.4.00が世界初となる。 従来Gracenoteが提供してきたCDデータベース「CDDB」ではCDのTOC(Table of Contents)情報をもとに検索し、曲データを参照できる。MusicIDは、サウンドデータの最初から20~30秒程度のパターンを解析し、サーバー上の情報と照合し、曲情報を参照できる技術。
サウンドデータをベースにしているため、アナログキャプチャしたデジタルデータから、曲情報を取得するといった利用が可能となる。また、通常のリッピングが行なえないCCCDなどでも、アナログ/デジタル録音したオーディオデータから、曲情報を取得することができる。 オーディオジュークボックスソフトとしては、音楽CDの取り込みやMP3/MP3PRO/WMA/Ogg Vorbisのエンコード、オーディオファイル管理機能を備えるほか、シンクロ録音やノイズ除去などの編集機能も搭載する。従来製品と同様にCDDBにも対応している。 さらに、24bit/192kHzのオーディオデータの再生/録音に対応。Windows Media Audio 9のLosslessのほか、新たにWMA Professionalにも対応した(Windows XPのみ)。
COM-400では、HDD上のオーディオデータを再生する「DISKモード」、CDの再生やリッピングを行なう「CDモード」と、ライン入力からの録音などを行なう「LINEモード」が用意される。 MusicIDはこのLINEモードから利用可能となっており、アナログ録音したオーディオデータから曲名を取得できるほか、ディスク上のオーディオデータもLINEモード画面で読み込んで、曲情報を取得できる。録音フォーマットはWAVEとMP3。
□オンキヨーのホームページ □デジオンのホームページ (2004年3月4日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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