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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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NHKと民放各社は、デジタル放送番組のコピーガード施策を4月5日から開始すると発表した。地上デジタル、BSデジタルの放送に「1回だけ録画可能」(コピーワンス)の制御信号を加え、暗号化して送信する。さらに、同日より視聴・録画にはB-CASカードが必須となる。 2002年6月の総務省令の一部改変を受けて導入したもので、地上デジタル放送とBSデジタル放送にコピー制御信号(CCI:Copy Control Information)を付加して送信する。視聴・録画にはチューナやテレビに同梱のB-CASカードが必要。DVDレコーダやD-VHSレコーダなどのデジタル録画機に録画した番組は、デジタル、アナログ経由のどちらでもダビングできなくなり、対応機器へのムーブ(移動)のみ行なえる。VHSなどアナログメディアへの録画、コピーは従来通り行なえる。 昨年から既に2004年4月に導入することが決定していたが、今回、施策開始の日程が発表された。 周知活動の一環としてBSデジタル放送では、3月1日よりB-CASカードを挿していない受信機に対し、B-CASカードの挿入を促すメッセージを送信している。メッセージは、電源ON、またはチャンネル選局から1~15分(NHK)、あるいは18秒(民放)の間表示する。 また、3月15日からは「重要なお知らせ」との表題で同様の表示を3分間行なう。地上デジタル放送でも3月15日から同様の3分間のメッセージを表示する。 コピーワンスが適用される4月5日からは、B-CASカード非挿入の受信機は放送の受信が不可能になり、機器によっては警告メッセージが表示される。 □NHKのホームページ [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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