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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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モバイル放送株式会社は13日、7月から放送する「モバイル放送」専用の通信衛星の打ち上げに成功したと発表した。4月中旬に衛星メーカーSS/Lから同社へ正式に引き渡される。引渡し後、試験放送などの準備作業にかかる。 通信衛星(MBSat)の打ち上げは米フロリダ州ケープカナベラル空軍基地において、現地時間の13日0時41分に行なわれた。AtlaIIIAロケットで打ち上げられ、15時9分、切り離しに成功。予定通りの飛行を確認したという。 溝口哲也社長は、「これでサービスを予定通りに開始できる。神様とMBSatのおかげでベストな軌道に打ち上げられた。携わったすべての人に感謝します」とコメントしている。
モバイル放送は、車中や屋外での受信を想定した移動体向けの有料放送。音声番組30chを含む約70chでの放送を予定し、サービス料金はパックで1,000~3,000円を予定している。74社が出資、7月の事業化を目指している。
2.6GHz帯(Sバンド)を使用し、衛星は東経144度で運用。電波が直接届かないエリアにはギャップフィラー(再送設備)の設置で対応するという。衛星管制局は茨城県那珂郡。放送センターは都内。 今回打ち上げた衛星は、同社と韓国の携帯電話キャリア、SKテレコムの共同所有。SKテレコムはモバイル放送に相当するサービス会社、TUメディアを韓国に設立済みで、日韓同時のサービス開始を目指している。 □モバイル放送のホームページ [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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