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◇ 最新ニュース ◇
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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社日立製作所は、400GB HDD搭載モデルなどハイブリッドレコーダを5月下旬より順次発売する。
400GB HDD搭載モデルの「MS-DS400」と、250GB HDD搭載モデルの「MS-DS250」の2モデルが用意され、DS400が6月中旬から、DS250が5月下旬から発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「DS400」が145,000円前後、「DS250」が125,000円前後の見込み。 両モデルの違いはHDD容量のみ。HDDは日立グローバルストレージ(HGST)製で、DS400には400GB容量の「Deskstar 7K400」を世界初搭載している。DVDドライブは日立エルジーデータストレージ製で、DVD-RAM/-RW/-Rへの記録、DVD-RAM/±RW/±Rの再生が可能となっている。カートリッジ型のDVD-RAMには対応しない。
録画モードはXP+/XP/HSP/SP/LPの5モード。XP+は12Mbpsを超える高ビットレートの録画モードとなっている。HDDへの録画はMPEG-2で、音声方式はMPEG-1 Layer2。なお、DVDへの直接記録はできず、DVDへの録画はHDDからのダビング/ムーブに限られる。 DVD-RAMにはVRモードでのダビング/ムーブのほか、HDDに記録したMPEGデータの転送も可能となっている。DVD-R/RWにはビデオモードでのダビングを行なう。搭載ドライブの記録速度はDVD-RAM 3倍速、DVD-R 4倍速、DVD-RW 2倍速。 DVD-RAMへのVRモード/MPEGデータ転送は、ドライブの速度を活かした高速ダビングが行なえるが、DVD-R/RWのダビングはDVDビデオ形式となるため、オーディオ形式のドルビーデジタル変換などが必要となる。再エンコードダビングとなるため、ほぼコンテンツの実時間程度のダビング時間が必要となるという。 ダビング時にXPモードなどの高ビットレート映像の圧縮率を変更し、DVD1枚に収まるようにレート変換を行なう「ジャストダビング」も備えている。なお、録画実行中のダビングはできない。 チューナは、BSアナログ/地上アナログ/CATVに対応。高画質化機能として、GRTや3次元Y/C分離回路、3次元DNR、デジタルTBCを搭載している。
録画予約には電子番組表の「ADAMS-EPG」を搭載し、EPGの情報を活かした検索機能などを多数搭載。チャンネル別/ジャンル別/登録出演者/個別出演者ごとに番組表示が可能なほか、800MHz駆動のVIA製CPUを内蔵し、動作の高速化を図っている。録画予約件数は最大100件/月。 番組表の任意の番組を選択するだけで、録画予約が可能なほか、毎週/毎日/月-金などの条件指定録画や、同一時間帯の番組を「毎週」などの条件ごとに自動的に上書き録画する「自動更新録画」も搭載している。 録画済タイトルを放送局/日時/番組名順や、未試聴/ジャンル別などで並べ替え表示する「タイトルソート」も装備。また、EPGの情報を録画終了後も保持しており、番組名やジャンル別のほか、出演者名で番組検索を行なうこともできる。
さらに、スポーツ延長放送などによる放送時間の変更に対応するために、自動的に延長録画を行なう「自動延長録画」機能を搭載している。EPGの情報に関係なく、最新の3件の番組までをあらかじめ設定した時間の後も録画しておく機能で、延長録画分は番組再生時に保存/削除が選択できる。延長時間は1時間固定で、別の番組予約と重なる場合はあらかじめ予約した録画が優先される。EPGの情報を参照せず、全ての録画予約で実行されるため、ジャンルや放送時間を問わず、延長録画が行なえる。 また、試聴中の番組をEPGを利用せずに、リモコンのボタンなどから直接録画した際も、EPGの情報を参照しながら番組終了時に自動的に録画終了する「マニュアル録画自動停止」機能も搭載。録画済タイトルを誤って消去した際に、直前の1タイトルのみを復元できる「タイトル復元機能」も備えている。消去後電源を落とした場合には、タイトルの復元はできない。
録画番組の編集機能は、GOP単位でのA-B間消去などのシンプルなもの。1.5倍速音声付早見機能も搭載。市販DVDビデオのプログレッシブ再生にも対応する。外部出力端子はD2、S映像×2、コンポジット×2、アナログ音声×2、光デジタル×1を装備。外部入力端子は、S映像×3、コンポジット×3、アナログ音声×3を備えている。 外部入力端子を利用した、デジタル放送のコピーワンス放送の録画にも対応。DVD-RAMへのムーブも可能で、編集済みのコンテンツのムーブにも対応する。 デジタルカメラ専用のUSB端子も装備し、カメラ内の撮影データをテレビなどに出力可能。画像のHDDへのコピーは行なえない。外形寸法は430×352×75mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6kg(MS-DS400)/約5.9kg(MS-DS250)。 「MS-DS400/DS200」は。2003年10月に発売した「MSP1000」をベースとしながら、CPRM対応など大幅に機能を強化している。ただし、MSP1000で搭載していた、パソコンへのMPEG映像のネットワーク配信機能などは省かれている。「将来的にはネットワーク対応などは重要になるが、わかりやすさや使いやすさを重視し省略した」という。 □日立製作所のホームページ (2004年4月15日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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