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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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日本ビクター株式会社は、聞きたい場所で手をたたくだけで、スピーカーの音場設定が行なえる6.1ch AVアンプ「AX-F10」と6chスピーカーシステム「SP-XF10」を6月1日より発売する。価格はAX-F10が52,290円、SP-XF10が16,800円。 「AX-F10」は、聞きたい場所で手をたたくだけで、スピーカーの音場設定が行なえる「スマート・サラウンド・セットアップ」機能を搭載したAVアンプ。接続したスピーカーがマイク代わりに音を感知し、フロントスピーカーとセンター/サラウンドスピーカーとの距離差による波形の変化を分析、ディレイタイムと音量レベルを、自動設定する。 スマート・サラウンド・セットアップは、2003年7月発売の「RX-ES1」でも搭載していたが、AX-F10では新たに6ch出力に対応した。PWM変調によるデジタルアンプ「DEUS(Digital Emotional Universal Sound)」を採用し、出力は100W×6ch(6Ω)。独自の「ハイブリッド・フィードバック」技術により、増幅回路や電源の変動などの音質阻害要因を排除しながら、スピーカーのインピーダンスに起因する影響を低減し、スピーカー駆動能力を大幅に向上させたという。 デコード可能なサラウンドフォーマットは、ドルビーデジタル、DTS、AAC、ドルビープロロジック IIのほか、ドルビーデジタル EXや、DTS-ES、DTS96/24にも対応する。自然なホール音場を再現するという独自の「マルチチャンネルDAP(デジタル・アコースティック・プロセッサ)」も搭載している。 入出力端子は、映像入力がD4端子×3、S映像端子×3、コンポジット×3、映像出力がD4端子×1、S映像×3、コンポジット×3。オーディオ入力端子が、同軸デジタル×1、光デジタル×3、アナログ5.1ch入力×1、アナログ音声入力×4を装備。オーディオ出力はアナログ音声出力×2、ヘッドフォン端子×1、プリアウト×1。ビクター製のAV機器と連携できる「AVコンピュリンク端子」も備える。 消費電力は110W。外形寸法は435×329.5×70mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.3kg。蓄光式のリモコンが付属する。
「SP-XF10」は、AX-F10や別売のアクティブ型サブウーファと組み合わせて利用可能な6chスピーカー。フロント×2、センター×1と、サラウンド×3の6スピーカーから構成される。 最大入力は100Wで、再生周波数帯域は80Hz~20kHz。フロント/センタースピーカーは、6cm径ユニット×2の1ウェイ2スピーカーのバスレフ式。外形寸法/重量はフロントが84×88×211mm(幅×奥行き×高さ)/0.8kg、センターが209×92×85mmm(同)/0.8kg。 サラウンドスピーカーは、上向きに取り付けたスピーカーユニットに拡散リフレクターを装備した「オムニ・ダイレクショナル」方式を採用し、無指向性に近い自然な音場を再現するという。8cm径のユニットを備えたバスレフ式で、外形寸法は111.5×106.5×139mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.52kg。 □ビクターのホームページ (2004年5月6日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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