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ケンウッド、アルミ外装やピンスパイク採用のエニーミュージック端末
-TVチューナ付き5.6型ディスプレイも標準で付属


NZ-07
5月下旬発売

標準価格 オープンプライス

連絡先 カスタマーサポートセンター
Tel.045-933-5212


 ケンウッド株式会社は、音楽配信サービス「エニーミュージック」に対応したHDDオーディオシステム「NZ-07」を5月下旬に発売する。価格は11万前後と見られる。

 NZ-07は、5月20日開始の音楽配信サービス「エニーミュージック」を利用できるHDDオーディオシステム。テレビチューナ内蔵の5.6型TFTディスプレイが標準で付属する。

 40GB HDD、CDプレーヤー、AM/FMチューナ、バスレフ型2ウェイスピーカーなどからなるシステム。エニーミュージックサービスから音楽ダウンロード、CDプレーヤーからの音楽取り込みなどが行なえる。ネットワークへはEthernetで接続し、Webブラウザやメール機能も搭載する。

 HDDへはATRAC3形式、またはPCMで記録し、ATRAC3のビットレートは132/105/66kbps。132kbpsで585時間の記録が可能。GracenoteのCDDBにも対応している。また、USB経由でNet MDにも接続できる。さらにMGメモリースティックスロットを搭載し、メモリースティックに音楽データや画像データ(GIF、JPEG、PNG)の転送も行なえる。

 35W×2ch(6Ω)のデジタルアンプを搭載。CDのデジタル信号をアンプ段にそのまま入力できる「フルデジタルインプット・デジタルアンプ」を採用し、増幅段のデジタル化を含め「音質劣化の極めて少ない高音質再生が可能」としている。グラフィックイコライザーも装備し、6種類のプリセットやユーザーEQを利用できる。

 音声入力として、光デジタル入力を1系統、アナログ入力を1系統、MD用の光デジタル/アナログ兼用を1系統装備。音声出力は、アナログ1系統を搭載。S映像出力、コンポジット出力も備える。

 本体部のフロントパネルにアルミ材を使用。管楽器をイメージした光沢処理を施したという。また、「ピアノを思わせる」という側板を採用。脚部には振動の影響を低減するため、ピンスパイクを採用した。本体部の外形寸法は227×326.7×123.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.85kg。

 スピーカーはバスレフ型の2ウェイ2スピーカー。ユニットは130mmコーン型ウーファと25mmドーム型ツイータを採用し、防磁型となっている。スピーカーの外形寸法は165×277×280mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.1kg。

 標準装備の液晶ディスプレイは5.6型で、テレビチューナ(VHF/UHF)やモノラルスピーカー、ヘッドフォン端子を内蔵。外形寸法および重量は180×55×136mm(幅×奥行き×高さ)、620g。

 エニーミュージックは、オーディオ機器メーカー8社が共同出資したエニーミュージック株式会社による音楽配信サービス。著作権管理技術には、ソニーが開発したOpenMGを、配信コーデックにはATRAC3を採用する。すでに4月20日にソニーとパイオニアが対応端末の製品化を発表している。

□ケンウッドのホームページ
(5月11日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.kenwood.co.jp/
□エニーミュージックのホームページ
http://www.anymusic.jp/
□関連記事
【4月20日】音楽配信「エニーミュージック」が5月20日にサービス開始
-ソニーやパイオニアが製品化。シングル158円から
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040420/anym.htm

(2004年5月11日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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